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2010年 12月 19日

的確であるということ


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昨日、LE14Aが戻ってきた。
思えば、audiolabへ修理に出したのが今月の6日で、確か受注後20日間(?)はかかる筈だったのですが、サービス側の受注量の関係か、はたまたこちらから早めの修理希望をお願いしていたことに対する配慮からか。
いずれにしても、大変ありがたいことである。

梱包を開けるとすっかり容姿(?)が変わってきれいになったLE14Aが入っていた。
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早速エンクロージャー、の前に、以前は皿ビスにて固定していたのですが、これを機にJBL定番のMA15で、と言いたいところですが、なかなか市場に出回っていないためモドキを製作しそれを使用。

プレイヤーにREF CDブレンデルのバッハ、BWV659をいれスタート・・・・・・・・・・
(ゴロゴロゴロ~)
あろうことか音は改善されておりませんでした。
暫く呆然としておりましたが、気を取り直してというより少々頭に血が上ったせいで勢い付いて、消去法にて原因を追及。
その結果どうもPRI(C33)に問題がある様子。
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CDプレイヤーからANALOG接続でPRIだといつもの濁り音が発生。
しかし、COAXIALでDIGITAL EQ(DG-28)だとなんと音がクリヤーになるではありませんか。
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でも、一つ理解できないのが、1/6octでは不具合症状があらわれるが、1/3octでは殆どというか気にならないのです。

それはともかく、問題はなぜユニットを修理してもらうと今回の不具合が改善されると思いこんだのか。
いろいろ考えたのですが、今回はサービス側がこちらの不具合が起きる状況と類似する状況で確認していなかったからではないかということです。

あくまでも説明として「静か目のピアノソナタをならすと、63から125Hzの範囲でゴロゴロとした濁り音がでる」という報告をしたが、後で聞くとサービス側はそのような確認で判断せず、あくまでも周波数測定にて出た不具合症状の確認だけであったとのこと。

どれだけ優秀な装置で周波数測定をし、その結果問題点が確認されたとしても、要元がそれを必要としていないものであれば無駄なことではないか。

この問題は今後サービス側にとって早急に改善すべき事柄ではないかと私は勝手に思うのであります。

相手の要望を確認するためには、同条件の的確な判断基準を探し、その中で行うことが必要なのではないでしょうか。

ここで考え方を変えて、「今現在ある結果をどう評価するか」ということですが、
仮にサービス側がこちらからの報告通りの確認方法をとり、結果問題なしとする。
そしてそれに対してこちらから修理なしで送り返してもらったとする。
次に、現時点では未確定だがPRI AMPを修理に出して、見事濁り音がでなくなったとしても、
audiolabがユニットを測定した結果、センターずれ等問題点があったらしいが、それについてはいつか症状があらわれた際に、もう一度依頼をする必要が出てきます。
 
もうすぐpm11:30
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今ではクリヤーな音で聴く手段もわかり、また修理をしたユニットからも以前より良い音が出ているような気が(正直違いははっきりわからない)するので、久しぶりにオーディオを楽しんでいます。
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今ではいろんな意味で、良い経験だったと思う出来事でした。
audiolab 佐藤様
有り難うございました。

by pat_mthny7205 | 2010-12-19 23:24


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