2011年 11月 06日

N-50の実力のほどは・・・

昨日N-50をわがシステムに導入してからというもの、
これまでにない感動を味あわせてもらっています。

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以前GRFさんのお宅へお邪魔させていただくという今思えば大変貴重な経験をさせていただいたことがありますが、
その際にお教えいただいたお話しのうちのひとつ。
「オーディオは送り出し(どのような表現だったかは忘れましたが)側の質による」というような内容でした。
お使いになられているNAC-HD1(改)はノーマルではないとのことでしたが、
SPのセッティングとそれによる効果は確実に音に現れていました。
その時に感じたきれいまたは繊細だけではない、
温度を帯びた感のある音は今でも忘れることができません。

いま我が家でSPから出てくる音を聴いていて、
当時体験したそれを思い出します。

ハートレーとのウーファーの圧倒的な差は再現不可能なので仕方がありませんが、
LE14Aの能力がここまであったのかと認識できる程のものが間違いなくそこにはあります。

また、決してドンシャリにはなっていない証拠に、
fff程度でソプラノ歌手とオーケストラが鳴っていてもうるささを感じないどころか、
各楽器が鳴っているのが確認出来るほどの明確さと圧倒的なワイドレンジ化に感動すら覚えるほどです。

暫く聴いているうちにいずれこの音に慣れてくるのだろうが、
この音が我が家の基本となるのであればそれは求めているものに確実に近付いていることになり
また、確実に先に繋がるための必要な道具(アイテム)となるのは間違いないと思います。

幸い(?)なことにこの類の機器を通した音は先にあげたNAC-HD1とこれだけである為、
その他多種にわたるネットワークオーディオプレーヤーの実力はわかりません。
特にこのN-50とコスト面で対極にあるLINNなどがどれほどのモノなのか。
これは決して否定的な意味を含んでいるわけではなく、
逆に40倍ほどの価格差の効果は如何にという意味でとても興味があるということです。

ただこれまでのCDプレーヤーのようなソフトを回転させてピックアップで読み取る機構のコンポーネントとこれから主流となりつつあるネットワークオーディオそれぞれのリーズナブルとまたそうではないモノとでは、
音質面での効果の差が小さくなるような気がしてなりません。

ちょっと話はそれますが、たとえば従来のレシプロエンジンの車とこれからの能力向上に期待したいEV。
車をいじることが出来るのはボンネットを開けるとキャブがむき出しの昔の車迄で、
今の車のボンネットを開けても(日産R35 GT-Rなどとくに)「いじりたい」なんて衝動に駆られたりする人は少ないと思います。
それはなぜかというとレシプロエンジンそのものの機構や構造がとても専門的で、
多くの自動車メーカーのプロが開発に開発を重ねてきた結果であり、
いまの時代に新しい性能を盛り込もうとするととても複雑なものにならざるを得ないからです。

そこに昨年本格的な自動車メーカーがつくるEVが世の中に発売されたのですが、
実際メーカーが何に開発費をかけてきたかというと電費(燃費)と安全性です。
そうです。
これは電気製品なのです。

いまでは海外だけではなく日本でも多くのガレージメーカーがEVを造り始めています。
理由の一つはそれに対する法規制等というものがない(多分)ということと、
それが電気製品ということだからなのです。
実際にそのEVの先駆けとなったメーカー(N社)は今はエンジンの開発をしていないようです。
自動車メーカーがエンジン開発をせず、
必要な場合は他社から買うという考えになっているとのこと

そしてEVに必要な部品は電機屋からASSY状態で購入しています。
そのことからエンジンの分野は入りにくい分野なのかというよりも、
電気の分野がいかに技術やコスト面で入り易いかというのがわかります。

CDプレーヤーのドライブ機構はとてもメカニカルな構造です。
これは簡単に真似のできることではありません。
80年代から普及し始めたそれは各社が長い間技術とコストをかけて開発し続けてきたのですが、
ここ数年それに代わって音楽配信が普及し始め、
携帯音楽プレーヤーだけを使用している人たちだけではなく、
パッケージファイルに対しての執着心よりも音質の良さに惹かれオーディオを趣味としている層にも多く使用されるようになってきています。

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そのネットワークオーディオプレーヤーの音質は今やすでにSACDと同等、
いやそれ以上になっているとの評価になっているようです。

その評価の中で一番興味深いのは、
CDプレーヤーで高音質を得るためにはそれなりの費用が必要だったが、
ネットワークオーディオプレーヤーは低価格で高音質の物が得られるということです。
その理由はやはりドライブ機構がないということになるのでしょうか。

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その点からいうとこれからは「コストが高い=高音質」の構図は無くなってくると思います。
使用するパーツによる音質の違いはあるとは思うのですべての音が同程度になるというわけではありませんが、
その差はこれまでのように大きくはならないような気がしてなりません。

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そういった意味でPioneer N-50はその草分けとなる存在になると私は思います。

N-50の能力のうちいま自分が使っている部分といえば30%もないと思います。
そんな自分が何を云っても説得力は無いということはわかっていますが、
将来このブログを読んで「あのときはこんな考えだったナア」と思えるものを残しました。

数年後結果は如何に?

by pat_mthny7205 | 2011-11-06 18:04 | audio | Comments(2)
Commented by 横浜のvafan at 2011-11-07 22:56 x
pat_mthny7205 さん、はじめまして。

私もGRFさんにセッティング他で大変お世話になりました。
パイオニアのネットワークプレーヤーを購入されたのですね。
いい買い物だったと後で振り返れることを期待しています。
パイオニアの参戦で、この分野が活気づくといいなと思います。
今後ともよろしくお願いします。
Commented by pat_mthny7205 at 2011-11-07 23:54
vanfanさん
はじめまして!コメントをいただきありがとうございます。
1月にvanfanさん邸をGRFさんがご訪問されているのをBLOGで拝見させていただいておりました。その時は「同じ市内でこのようにGRFさんと交流されている人がいるんだなあ」とうらやましく思っていました。
同じ市内ということですので、近いうちにお会いしたいですね。
こちらこそ宜しくお願いいたします。


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