2012年 08月 17日

お近くにこのような方が・・・

昨日に続き朝から相変わらずの暑さで、
湿気が多いのも手伝ってより一層暑さ感が増していたように思いました。
天気予報を見たら夏のフェーン現象はもう終わりとの話だったかと。
これでやっと涼しくなるのかなと思っていたらこれですから・・・
そういえばその説明の後に「でも明日は~」と続いていたようないなかったような。

違うかもしれませんが暑いのが西から来ていたのがこんどは南に変わっただけなんでしょうか。
この暑さはいつまで続くのでしょう、なんて、涼しくなったらなったでやはり淋しい気持ちになってしまうんでしょうね。

チビ君は今日は久しぶりにお友達に会えるとのことでニコニコ顔で学童保育へ。

そのままわたくしは第三京浜を北へ走りました。
向かった先は以前わたくしのブログにコメントをいただいたのを切っ掛けに何度かメールのやり取りをさせていただいたjojoさん宅です。

jojoさんのお宅は同じ神奈川県内ということで、
実際行ってみれば1時間も掛からないほどの距離でした。

日中でも車の通行量が少なくとても落ち着いた住宅街にその家はありました。
到着したのはお昼前ということでそのまま車で数分のところにあるjojoさん行きつけの洒落たレストランへ。
そこではオーディオの話ではなく自動車やその業界についてとても感心させられる内容のお話をお聞かせいただきました。
気が付けば1時間以上もそちらにいたことになります。

まだまだもっと楽しい話を聞いていたい気持ちもありましたがjojo邸へ。
さあ、今日の目的はこちらです。

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今回イチバン興味が湧いたのはこのSPがどのようなつくりになっているのかということです。

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お話を伺ったところこのシステムは、
70年代に購入されてから常にシステムの中心となってきたこのD130を鳴らすためにオーディオ人生をかけて作り上げられたとのこと。
こちらの受け持ちは100Hz~1,200Hzということで、
jojoさん曰く「音楽で重要な基音の領域を全面的に任せたい」という思いからくるもののようです。

そしてこのSPシステムの中でスペシャルなのはLE15Aの設置の仕方です。
一見すると上のサランネットを外すとエベレストのように上下2発のウーファーが並んでいそうなイメージですが、
実は3分割からなるエンクロージャーの最上段の正面ではなく、
なんとその中入っているではありませんか。
画像はありませんが正面にあるバスレフポートのような2つの穴から覗くと、
バッフルプレートがこちら向きではなく上向きになっていてその中央にLE15Aが鎮座している状態です。

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わかり辛くて済みませんが手前の楕円が一見してバスレフポートに見える穴で、
2個あるうちの左側からその奥にあるLE15Aを覗き込んでいるカタチになります。

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そしてD130の上は同じくJBL2440でこの部分は1,200Hz~2,400Hzと2inchドライバーの使い方としてはとても贅沢としか言いようがない帯域を受け持たせています。
さらにその上がbayma TPL150というハイルドライバー。
こちらもjojoさんのお言葉を借りると、
「1000Hzから23,000Hzまでほぼフラットなインピーダンスでまたホーンに負けない早い反応と、いわばD130の音を生かしながら最新録音にも対応できる」
ということで採用されたとのこと。

さて、それらで構成されるSPシステムから出た音は如何に・・・

はじめはジャズ女性ボーカルからです。

ひと言で言って素晴らしくまとまったといいますか、
余計な装飾がなくとてもシンプルではあるが決して貧弱ではない音なのです。
そしてjojoさんはとてもボリュームに気を使われていて、
それによりアクチュアルサイズの再生が可能となっていました。

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部屋は正方形に近い部屋の一部に構造上取り除けない柱があるので、
SPを正面にしてその幅の1/4ほどのスペースが左側に存在しています。
左右のSPの角度が若干違うことに気が付きその理由を尋ねたら、
その影響のためかどうしてもボーカルが中心に来ないのでそのようになったとのこと。

SPからリスニングポイントまでの実際の距離は分かりませんが、
2,500ミリ以上はあったかと思われます。
その距離でボリュームを上げずともボーカルは目の前に展開する再生が可能なのは、
ひとえにjojoさんのこれまでのオーディオにかける情熱と研究熱心なお人柄から来るものに間違いありません。

聞くところによるとジャズだけではなくクラシックもお聴きになられているとのことで、
ジャズとクラシックを織り交ぜて聴かせていただきました。
最終的にわたくしが気に入ったのはジャズ。
ボーカルはきちんと中央にあるのですが、
聞く位置を左右にずらしてもそれほど極端にバランスが崩れるようなことはありません。
これはやはり我が家とは違いその範囲をドライバー+ホーンではなくD130でカバーしているところから来るのでしょう。
そしてベース音がとてもクリアでいて存在感がありタイトでいて自然なのです。
この辺りはあの特異な(?)録音で有名なヴィーナスレーベルのアルバム、

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ALICE IN WONDERLAND/DAVID HAZELTINETRIO
を聴いてとても感心させられました。

いずれにせよこれまでにショップの音は聴いても他のオーディオファイルのお宅の音は聴いた経験がないとのことですが、
それでもこのような素晴らしい再生ができるということは間違いなく目標とする音がご自分の中にはっきりとあるからなのでしょう。
この辺りはわたくしもとても勉強になりました。

お話の中でこれからの構想も少しだけ聞かせていただき、
今後もまだまだ音質の向上を図っていくおつもりの様でとても楽しそうに語られていたのが印象的でした。

また、次なるステップを上られた際にはぜひおよびいただきたいと思います。

本日は楽しいお時間をありがとうございました。

by pat_mthny7205 | 2012-08-17 23:11 | audio | Comments(2)
Commented by jojo at 2012-08-18 12:26 x
昨日は暑い中、お越しいただきありがとうございました。仕事の上でも共通の話題があるので社外秘?も含めて大いに盛り上がり楽しかったですね。肝心のオーディオについては率直なご感想をいただきありがとうございました。別視点からの見え方がとても参考になりました。今後もよろしくお願いします。
Commented by pat_mthny7205 at 2012-08-18 15:15
jojoさん こんにちは
こちらこそD130のあの美しい音色をお聞かせいただいたことにより、
大変充実した時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
今後jojoさんが仰っていた「EQ系の気になるモノ」に動きがあるようでしたら是非お声をかけてください。私もとても気になりますので。
こちらこそよろしくお願いいたします。


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