2012年 11月 06日

高音質レベル?

この度のプリ故障の影響で当初はまたしばらくオーディオはお休みとなることを想定していましたが、
プリをラックから外した当日ちょっと実験(というほどではないかもしれませんが)をしてみました。

これまでのCD→N-50→C33→AD conv→DF-35→PWR AMP→SP unitを
PC→PIONEER N-50→AD conv→DF-35→PWR AMP→SP unit
と上流を変えた構成にしてみました。
PIONEER N-50からダイレクトにDF-35へ接続しないのは、
PCからUSB出力でN-50に接続している場合、
DIGITAL OUT端子からの音声出力が出来ないようになっているからです。

ということで特に何も期待せず、
というのは今回は音が出すのが目的でこれによる音質の変化(向上)を期待していたわけではなかったので、
ただPCのトレイにCDを入れ再生(MediaMonkey)しました。

ところがどうでしょう。

意外にも出てくる音はこれまでと違い音の精度が上がったというか濁り(音が混じっている)がないというか、
確実に音の透明度が上がっているのです。

これまでいろいろ機器を変えてみては良くなった場合にあれこれと良い点を確認してきましたが、
今回の場合は「良くなったような」とか「多少この部分が」などというレベルではありません。

誰が聴いても質が上がっているのがわかるほどはっきりしているのです。

先ず、よく雑誌等で表現されるボーカルの口の大きさ。
周りに広がってハッキリしなかったサイズがわかるようになったばかりか、
そのサイズが口のサイズより一回り大きい程度で聴こえてくるようになりました。
それとイチバン驚いたのはそれぞれの楽器の音がクッキリと混ざらずに聴こえてくることです。

d0192112_19394930.jpg


Rachmaninov
Piano Concertos Nos.1&2
Krystian Zimerman
BOSTON SYMPHONY ORCHESTRA
SEIJI OZAWA
第2番 第一楽章です。
オーケストラをバックに早いパッセージで弾かれるピアノから出てくる音が、
弦楽器の音に埋もれることなく一音一音がしっかり聴こえてくるんですよね。

この部分はこれまでは先にある通りピアノの音が埋もれていたのですが、
CDの録音はきっともっと良い音で録られているのだろうと思っていました。
問題はドライバーの能力不足が原因なんだと正直思っていました。

しかしこれにはオドロキです。

そこでこの劇的な変化はなぜなのかというところに着目したい。

構成の違いはCDとC33の代わりにPCをいれたことですが、
このC33の影響がとても大きかったというのが原因なのではないかということです。

全てのプリアンプの音に特徴はあります。
その中でMcintoshの30番台までというのは特に色が濃く、
逆にそれが故にMaranz同様その音が好きな人にとっては魅力的なアンプとなっているのです。

しかしデジタルの普及によりリアルな音の再生が可能となってきている今、
それらのように音の支配力の強い機器を上流に置くと、全体がその音になり他の音が聞こえなくなってしまうのです。

それにしても上流にPCを持ってきた音がこれまでの構成の音よりも魅力的に鳴った(鳴ってしまった)というのは、
今までの全てを否定されてしまったかのようでショックではあります。
しかしこれは新たな方向性を発見したことに間違いありません。

「プリにHabitは必要か?」

この場合の[Habit]は性質や傾向的な意味で考えたいのですが、
今回のことを踏まえると機能としてはシンプルにボリュームとセレクターがあればこと足ります。
しかしそれよりも大事なことは、
どれだけ上流からの音を色付けせずに下流へ流すことが出来るかということです。

明日ある方からのご厚意で我が家にアンプが届けられます。
持ち主曰く「入れても入れなくても変わらない、ごく普通の音」とのこと。

これがその通りならば求めているものに近いということです。

明日仕事から早く帰って来れるかナ。

by pat_mthny7205 | 2012-11-06 21:51 | audio | Comments(0)


<< tube amp      再確認 >>