2013年 01月 29日

久しぶりの調整ネタ

ここのところしばらく家ではポップスを中心に聴いていましたが、
先日車で移動中、ハードディスクに入れていた曲をただ流して聞いていた際にあることが気になりました。

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その曲はベートーヴェン交響曲第二番で、
2オクターブ違いの比較的早いフレーズをコントラバスとヴァイオリンとが交互に奏でる部分です。
どのように気になったのかというと「果たして家で聴いたらこの低音部がはっきり聴こえるのだろうか」ということ。

低音のコントラバスはヴァイオリンのような高い周波数帯域の楽器と比べるとなかなか聞き分けが難しく、
しかもそれが早いパッセージとなると余計に分りにくくなります。
しかしオーディオ的にはそのような演奏こそしっかり聞こえるようにしなければならないというわけで、
良い曲を見つけたと久しぶりの調整ネタ発見に喜んだのでした。

早速家に帰ってこの部分を鳴らしてみたのですが思った通りモタモタとした重い足取りのような演奏になっていて、
一音一音がはっきり聞こえることもなく全体的に濁ったような感じです。

そこでこのコントラバスの音の高音の部分を変えてみようということで、
先ずは上の帯域にあたる中低音の音量レベルを少しずつ上げてみます。

またそれとは別に更にその上の帯域の高音部の音量レベルも上げてみました。

しかし結果は残念ながら両方ともに低音のもたつき感を解消することにはつながらず仕舞い。

一旦休憩して作業をやめ改めてチャンデバの取扱説明書をよんでみたが、
特に解決につながる解説はなかった代りにひとつ面白い機能を見つけました。

それはメモリー機能です。
説明書によると各ユニットにつき、なんと二つの設定を記憶することが出来るというのです。

早速操作をして覚えるために調整前・後それぞれを記憶させてみたのですが、
作業をしているうちにメモリー1と2それぞれにどの設定を記憶させたのかが分からなくなり、
確認のため低音部のユニットにある設定内容を順に確認していった時です。

クロスオーバーの数値を見ているうちに、
今の低音のもたつきはウーファーに高い周波数を受け持たせていることが原因なのではないかということに気が付きました。

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そこでこれまでの低音と中低音のクロスオーバー周波数224Hzを当初は中低音のドライバーの出せる周波数まで落としてみようと考えました。

しかし最終的には200Hz、180Hz、160Hz、140Hzそして125Hzまで試しました。
中低音ドライバーのレンジが100Hzから6.000Hzなので通常はせいぜい200Hz止まりなのでしょうが、
ここはひとつ聴感上問題のないところまで下げてみようと思ったからです。

理由は上から200Hzや180Hzと下げていくと、次第に低音の音がはっきりとした音質に変化していったからです。

しかし125Hzまで下げてしまうと明らかに低音とのつながり部分が中抜けして聴こえだしたので、
結果140Hzに決めました。

クロス140Hzの低音は調整前と違い弦の音が聴こえるようになり、
先ほどのメロディーも音がつながらず一音一音が判り易くなりました。
だからといって満足できるレベルではなく、
それがまだ調整の余地があるのかはたまたユニットの能力の限界なのか・・・

最後に再度レベルを見直しして多少下げることで、より一層はっきりした低音が鳴りだして来ました。

こうして調整出来ているのもやはり少しずつでも音が聴こえてきているからなんでしょう。
また、良いと思える音がだんだんと絞れてきているのもありますね。

あと重要なことはそれらを再生する能力があるということになりますかね。

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まだまだ限界点が見えるどころかどこにあるのかすら見当もつきません。

このような素晴らしい製品が未だ日本でも造ることができるということの証明ですね。

by pat_mthny7205 | 2013-01-29 23:03 | audio | Comments(1)
Commented by pat_mthny7205 at 2013-01-30 06:01
クロスオーバーについては調整の範囲に入っていなかったということですね
決して調整があっていると確信していたわけではありませんが
ということはまだほかにもあっていないところがあるかもしれません
でも、あまり弄りすぎてわからなくならないようにしなければ・・・


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