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2015年 02月 14日

螺子

先日購入した家具はうまいことCDの背表紙(?)が上に来るように収納でき、
また、良質な木材を使用したアンティークな雰囲気が漂うデザインでとても気に入っています
d0192112_16244413.jpg
それぞれの角は面取りを施してはいますがC面(chamfer)のように直角面に対して45°などの角度をつけた面を入れる様なものではなく角が丸くなっていてとても良い雰囲気を出しています

その家具をみていて気が付いたことが「ねじ」です
d0192112_16270557.jpg
この家具に唯一取り付けられている金具が引き出し部の取っ手です
取り付けられている金具ねじすべてに [-](マイナス)が使用されています

そういえば古い家具に [+](プラス)ねじはすこしちがうように思えます
さてこのねじの意味するものは何なのか調べてみたところ興味深いことがわかりました

もともと世の中のねじは1930年代のアメリカでプラスのねじが考えられるまでマイナスしかなかったようです

マイナスねじは気を付けてまわさないと角をなめてしまったりするので使いづらいものです
そこである人物によりプラスねじが考え出され、
その使いやすさはあっという間に世界中に広まったとのこと

それを知ってから改めてこの家具をみてみるととても80年以上も前の家具とは思えません
d0192112_16242765.jpg
それぞれの角部は使用感を出すためにペーパーをかけて丸みを出しているのでしょう
このマイナスねじはこだわりがあるがゆえに使用されたものですね

この家具を造った職人は全体のフォルムを崩さず見事に時代をも表現させています
d0192112_16245422.jpg
この引き出しの取っ手には収納品の表示をするための隙間があります

このままの状態でも良いですがいつか良い雰囲気の紙を手に入れることが出来た日にはトライしてみましょうか


by pat_mthny7205 | 2015-02-14 16:32 | iroiro | Comments(2)
Commented by smart-time at 2015-02-15 18:03
取っ手は1枚の銅板でしょうか。
叩き上げて成形しているように見えますね。
指がかかりやすいように真ん中が膨らんでいるところも造り手側の気遣いが伺えます。
ここに少し色あせた和紙が入ると・・・素晴らしいですね。
でも、どんな字体の文字を入れるかで悩みそうです(^^
Commented by pat_mthny7205 at 2015-02-15 22:40
smart-timeさん コメントありがとうございます
まさに銅板(黄銅)の類に表面処理(クリア)を施しているようです
家具の製作も量産ともなれば工業生産のように型を造りプレスで製作すると思いますが、
これはすべての形状が違っているのでひとつひとつ叩いて造っているようです
あまり数は造られなかった様ですね
紙はやはり色褪せたものがよいと私も思います
もう一つの考えは時間はかかりますが安い紙を使って変化を楽しむというもの
で、文字はきれいな字体が良いです
これから「日ペンの美子ちゃん」にでも申し込もうか知らん(苦笑)


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