One's Sound

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2016年 11月 24日

まだまだ

レコード・プレイヤー導入から相当な時間を費やし自分なりに聴けるところまで調整ができたと思うこのごろ
それは現状の構成ではここまでということの意でありそれはそれで消化不良はあるのです

消化をわるくしている原因は最終の出口です
特に周波数帯域で大事な中音部を再生するドライバーの力が足りません
そのためその大事な部分はドライバー単体に任せていないセッティングです
高音の2インチドライバーと低音の46センチウーファーの間なので仕方がありません

2インチドライバーとウーファーを隣り合わせで鳴らすとクロスの500前後が薄っぺらで温度感を得にくい音で聞こえます
そこに中低音ドライバーをレベルを落としてかぶせることで柔らかい厚みのある音に変化します
そうまるで料理でいう隠し味みたような感じ
2ウェイ+1(スーパーツィーター)です

これはこれで結構良い音で鳴りました
この時はうちの音を聞いて想定外だったのか思わずスィッチが入り微調整していただきました

この時のコメントやご当人のブログではお褒めのお言葉をいただきましたが、
それはあくまでもこのシステムから出てくる音としての評価であり、
世間的に見ては果たしていかがなものだったか・・・

それでもそんなうちの音を聞いて弱点に気が付くようになりました
そしてそれをどうしたいのか、またそのためにはどうすれば良いのかもわかってきました
 
いま改善したい箇所の原因は先に述べた中音部のドライバーです
それを解消するには単純にドライバーの換装しかないのですが、
そのドライバーがカバーできる帯域は狭いのが理想です
それが重心を下げいまある音を引き締めるのです

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このたび手に入ったドライバーがその要求にうまくあてはまります
下は100Hzから4,000HzまでとJBLやALTECにはない帯域のドライバーです

ゴローさんが使っていたホーンスピーカーで、
あの上に載っていたYL音響のMB-90という四角いホーンが適合ホーンです

はじめ片側だけ換えてSP中央で左右交互に聞いてみました
もっとインパクトのある音を期待していたが印象は若干弱く薄味です

そこでSPにあたまを突っ込んで耳を澄ませて聞いてみたらその第一印象は間違いでした
その音は静かで重みがあります
はっきりとした音を無理をせず余裕で出している感じです

一部のしかもこのあたりの帯域だけを鳴らしたところで音像がぼやけた感じで聞こえますが、
これは前のユニットよりはっきりした音です

とりあえず
クロス:セオリー通り倍と半分の200Hzと2,000Hz
レベル:7.5㏈付近  で音だし

考えていた通りのなり方です

上の音は足かせがなくなったせいで軽やかになりすぎて騒がしくなりました
まさかこれほどまでに解放された音になるとは想定外です

そして低音は残響音が長い部屋と調整された部屋ほどの音の差が出ました
もともとクロスが500Hzだったのがこれを大幅に下げられたおかげで、
それまでの音が被って聞き取りにくくなるようなことはなくなりました
まるで無駄な振動がなくなったようにブレーキのかかった締まった音です

レベルはいわゆるボリュームのピント合わせの要領で調整
左右バランスは家の雑音があるとうまくいかないので今のところ全体の音で合わせました

初めににオルフェイ・ドレンガルのCDを続けて聞きましたが、
低音部のレベルが低いのにしっかりと全体を支えているのがわかります

カタチやサイズ、そして安定感がみてとれます

高音・中音・低音部がそれぞれいくつかのクラスターにわかれ、
交互に配置されているのがわかりやすくなりました

そこから先の調整はディースカウです
終えたあとリュッケルトのマーラーを聴きましたが、
ディースカウの抑揚のある歌いかたとバレンボイムの鳥肌もののピアノはいっそう磨きがかって目の前に現れました

またこれまであった音の濁りが少なくなったので新しい発見があります
聞き流す程度でも記憶にある音楽との違いに気が付きます
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ジャッキー・マクリーン、オーネット・コールマン、ケニー・ドリュー
カーリン・クローグ、ブロッサム・ディアリー、マンハッタン・トランスファー
パット・メセニー、ジェニファー・ウォーンズ等々

クラシックだけではなく他のジャンルも聞いてみましたがEQを変えずともストレスは感じません

このあとも調整はつづきますがこれからが楽しみです






by pat_mthny7205 | 2016-11-24 21:16 | audio | Comments(0)


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