2016年 12月 09日

落ちついて

すこし時間をあけて聴いた感想・・・というか今いちどあらためてになります
どうしても換装したては耳が馴染まない、そして気持ちは前向きになってしまっているというように冷静な気持ちでは聴いていません

カレーは一晩おいたほうが美味しいといいますがあいにくオーディオは置いといても音はかわりません
一つだけ云えるのは電源を入れてすぐの状態でもやはり違いがあったということ
さてそれではどう変わったのか探ってみます

表現としては音に「コントラストがついた」いや「深みが増した」か?

これまでと違い中音から中低音の範囲だけを単体ドライバーでカバーするようになったので、
高音ドライバーと低音のウーファーを無理につないでいる不自然さから解放されました
おかげで楽器の音色が下から上まで変わらずに鳴ってくれます
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オーディオでピアノの生音に近い音を出すには苦労します
弱音は特にそうです
平べったいただの音で全然面白みがありません
そうリアルさに欠けているのです

これはドライバー自体パワーがないからと考えます
どうあがいても実力以上は不可能
まさに660ccの車でアウトバーンは走れません

それがにわかに音にカタチがついているのがわかるようになったのです
弱音でも弦(ピアノ)の鳴り、音がわかります
いままでのドライバーと比較し磁力は四割増し
それを狭い帯域の100Hzから4,000Hzでカバーするためのモノだから数値上だけでも頼もしいです

ただそれは1,400ccのダウンサイジングではなく、
昔風の排気量が増したところから得られた余裕ではあるけれど、
さほどEQ調整していない時点で音に差があるとやる気スイッチがはいります
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注意が必要なのはAccuphase DG-48のメモリーに入っているカーブは使用しないことです
なぜなら換装したドライバーにはじめから色をつけてしまったら素の音がわからないからです

そこで一度カーブをフラットにしてみます
その音は案外聞ける雰囲気の鳴り方です

ここでやっとフラットから全体の能力を引き出すための調整に移ります
先ず倍音まで届かない帯域(100Hz以上200Hz未満のような幅)をいくつものクラスターに分けて上げ下げをし、
実際に耳に入ってくる音を聴いて調整していきます

手始めに最低音を 0(ゼロ)㏈より上げると低音が弱くなり、
その逆で下げると低音が豊かになるといったことを確認しながら場所を決めてひとつひとつつぶしていく
それを最高音まで繰り返したら今いちど低音から微調整をしなおします

そんなことをして自分の耳で聞きながら合わせた音はどんなものか
オーケストラ、オルガン、合唱で聴いた感想は
オーケストラ:全体的に薄い 音に豊かさがない
オルガン:良いと云えばよいがオルガン独特の低音の迫力というか波が押し寄せてくる気配がない
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合唱:低音と中低音が被っておらず、バリトンの声がはっきり聞こえさらにバランスが良い 嫌みがない
と以上のような結果になりました

その結果を見て動かしている帯域のかたまりを改めて考え直し再調整です
そもそも今回動かしたひとつひとつの帯域は自分の耳で聞いて判別がつく最少限の幅です

ここをいい加減ではなく周波数の関係を考慮してまたやり直しましょう
以前ゴローさんが云っていた「音は論理的なんです」という言葉
思い出します

ところで合唱だけとはいえ今まで主に使っていたメモリー内のカーブよりもよく聞こえるということはひとつの収穫です
最近感じることはジャンルごとのEQカーブはやはり不要なのだろうということ
これまでの外側からではなくすこしだけ内側から覗いて見られるようになった気がします

これがうまくいかないうちはBWV1001-1006はまだ先かな・・・







by pat_mthny7205 | 2016-12-09 22:21 | audio | Comments(0)


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