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2016年 05月 17日

時代を超えた現代の音

FR-7fの状態が芳しくなく思えたことをiさんに伝えたところ
知人の方をご紹介していただけるとのことで先日のある晴れた休日に横須賀出かけました

伺った先はiさん所有カートリッジのメンテナンス依頼先hさん邸
四年前に建て替えられたというお宅へ伺ったのはお昼前ころでした
iさんも初めての訪問となるオーディオルームへ通されたとたんそれまで緊張していた顔に思わず笑顔がほころびました
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出迎えてくれた蓄音機の特大ホーン
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モニターシルバー搭載TANNOYのコーナーヨーク
そして正面に鎮座するのは二段にスタックされたメインSPのQUAD ESL-57等々・・・
 
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また両サイドには貴重なアナログ盤の面々
その中からJATPの古いボックスを見つけ更に年代の違うJATPボックスも棚のあちらこちらに確認されます
なかにはSP盤ボックスもあり中を見させていただきました
それはパーカー在籍時もの
となると私の生まれたころの年代になります
それにしてはとても状態が良い
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はじめにEMT930で二枚ほどかけていただきましたが、
その後のショルティ/LSOによる古い盤のマーラー3番がとても自分の中に響きました
なんというか樹木で表現すると心躍る桜でもなく新緑が目立つ若木の鮮やかな姿でもない

それは数百年もそこに立ち落ち着いた味のある古木
根をしっかりとはる姿からは力強さを感じられるほどの圧倒的な存在感
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そんなしっかりとして明確であり、また一段沈み込んだような安定感のある再生音がQUADから放たれたのには可なりショックをうけました

聞くところによると古くはこのSPでは低音が出ないと云われ2段、3段とスタックする人もいたとの
しかしこの2段から聞こえてくるのは贅肉をそぎ落とした迫力のある低音たっぷりの再生音です

これにはとても参りました
と次の瞬間またもやいけないことを考えてしまいハタと我に返ったりもしました(苦笑)

この音はいまでもしっかりと残っています
この時聴いた音はいったい何だったのか? それを検収する必要があります
主な要因としてhさん曰くプレーヤーからSPまですべてバランスがとれているからのようですがそれはごもっとも
この音が自分のシステムでどの程度まで再現できるのか

もちろん比較するまでもなく我が家とは全く構成が違うのではなから無理なことになるのかもしれません
でもカラーリング、音色という部分で今よりも違づけられたならばと願います

やらないままでは気持ちに諦めが付きません
それほど強烈だったということなのです

ということでまずは盤を探すことから始めようと思います
あくまでも確認作業なので必ずしもアナログ盤でなくともよいかもしれませんが、
演奏自体が結構気に入り(再生音のせいもあるでしょう)ましたので良いLPがあったら即買いですね

ところで我が家のアナログは最近ぐっと現実的になりました
というのはこの衝撃的な出来事を経験させていただいたhさんからアナログ再生のためのいろはを丁寧に教えてもらい、
帰宅後早速ノイズ問題を含む対策のあれこれを実施したからでした

その結果80Hzにややノイズが残るものの点数をつけるとすると70点越えくらいに良くなりました
この得点の根拠は全くありませんがそれにはiさんからのご協力もあったことも付け加えなければなりません
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その日調子が良くないとはいえFR-7fを預けたのだからとFR-7と7fをお貸しいただきました
この喜びも調整に力が入った要因なのは間違いありません
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そういえば7fを選んだわけは前のブログに載せましたが、
FR-7も結構良い音で鳴ってくれるんですよね

こちらも手元に置きたくなってしまったのは誤算でした・・・






# by pat_mthny7205 | 2016-05-17 23:29 | audio | Comments(2)
2016年 05月 04日

やっとの思いで・・・

最近は暇があればアナログの調整に明け暮れていますがなかなか大変なものだと今更ながら身に沁みています

先日iさん宅へお邪魔した際、私のカートリッジ探しのお手伝いと称してお手持ちのカートリッジを替えてそれぞれの音の違いをおきかせ頂きました
シャープかウォームか、濃いか薄い(?)かなどは一聴してわかりましたが、
ただそれ以上の違いというか自分が欲しているほどのものを捕らえることができませんでした

まあその欲しているものというものもはっきりしているわけではありませんでした
きっと音として目の前に表れてきて初めて「ああこれなんだ!」
そんな感じだと想像しています
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そしていよいよこの連休にカートリッジが届きました

ところで話は戻りますがiさん宅でFR-7と7fを聴いた時はウォームな7のほうが好みでした
しかしいざ導入を考えた際その結果はiさんのシステムだったからではないかと考えたのです

iさんのアンプはチューブですが世間でイメージする音ではなく真空管の可能性を引き出したとても現代的ともいえるシャープめな音
そこにモニターレッドのR-GRFなので細部の音まで再現するとても洗練された音です

いっぽううちの音のイメージは角のないというかC面取り、いやコーナーRが周りを占めているような雰囲気の音です
そこに更にウォームさを追加するよりシャープさを加えた方がきっと良い結果がでるだろうとの結論です

その結果手元あるのはFR-7fです
せっかくなのでこれまで使用していたカートリッジとの比較をしてみようと考えました

使用していたカートリッジは、
MC : DENON DL-103 / SONY XL-MC3SL
MM : XL45Ⅱ といった面々

やはり同じMCによる試聴が適当なのでDL-103とXL-MC3SLをそれぞれ起用
まずはDL-103から
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全帯域を聴いた所感では音が霞んで見えて(良く見えない?)しまうイメージです
アコースティック、そしてホールの響きが重要と考えるクラシック音楽の再生は音が滲んでしまっては台無しです
それと同時に低域の再生についても重要です
せめて霞み具合が弱ければ低音部も改善されて聴こえることでしょう
しかしあくまでもこれらの記述はクラシカル音楽(構成)なものに関してであり、
その他のジャンルには当てはまりません
例えばジャズのようにアコースティック楽器でも音楽にグルーブ感が要求される場合はマッチします
ジャズはホールよりもライブハウスのほうが楽しめますからね
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XL-MC3SL
こちらは103に比べだいぶ音像がはっきりしています
しかし残念なことに距離が離れたところで鳴っている印象です
特徴としては主張するタイプではありません
そのため低域に関しては少々不満がある反面前述のとおり音像がはっきりしているのでその分カバーできています
音の出方はバランスが良くまあまあ優等生タイプと思われるので線の細ささえ我慢すれば中庸な音と云えるでしょう
私としてはこちらの方が好みです

さて敢えてこれらを鳴らした後でFR-7fのセットにかかります
初めて手にしたときは意外にもかなりの重量です
それはアームに取り付けてバランスをとったみて更に感じられました
重すぎて全然バランスがとれないのです

DL-103:8.5grm
XL-MC3SL:10grm
FR-7f:30grm

ウエイトをmaxまで下げてもビクともしません
さてどうしたものかとアームの入っていた箱をあけたらありがたいことに厚さの違う二種類のウェイトがありました

とりあえず薄い方から試すもアームは上がりません
次に厚いのに替えてみたところやっと云うことをきいてくれました
ほっと一安心です

針圧をセットし音出しをしましたが直前に別のカートリッジの音を聴いておいて正解でした
その違いがはっきりわかります

とにかく音像がはっきりしている上に全体のバランスも良いです
また、ボリュームを落としていても音痩せや混濁もないのでそれぞれの楽器の音が容易に聴きとることができます
この時点でクラシックに関してはFRで決まりです

と、ここで試聴は終了です
敢えて申し上げるまでもありませんが当然新品での購入ではなく、
このまま使用するには難がある状態なのでドッグに入れる必要があります
昨日iさんにお話ししたところいつもカートリッジを出されているところを紹介していただけるとのこと
更にお邪魔した帰り際にFRに合う(iさん曰く)トランスもお貸しいただきました

お休みはうれしいけれど明けるのも待ち遠しい
そんな連休の真ん中です




# by pat_mthny7205 | 2016-05-04 13:34 | audio | Comments(2)
2016年 05月 01日

恰好良さ

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このようなとても美しい自動車が新車で販売されるという
ENGは1971年設計アルファ ロメオ4気筒ツインカム・エンジン
それをフロントミッドシップに搭載
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ここで興味深いのはこの年代に設計されたENGを造るのにあたりまさかそのままというわけではないだろうということ
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当時のイタリアやイギリス、そしてフランス(画像の車も)の自動車は故障したら直せば良い的なところがあります
そもそも日本車のような不安感を抱かない自動車は海外にはなかったと思われます

その頃設計のENGをそのまま組み立てることはしなかったと考えます
きっとどこか改善しているのでしょうが当時の故障の原因はどこにあったのでしょう
技術か設計能力かはたまた部品の素材だったのか・・・

さて2.0リッター・エンジンには5速マニュアル・ギアボックスと2基のDCOE型ウェーバー製キャブレターが組み合わされるとあります
(最高出力180hp/6,500rpm)

ウェーバーといえばソレックス(他にデロルトも有名です)なんて若いころからあこがれでした
詳しくは知りませんでしたが調べてみると結構名門だったんですね
(だったというか今でも製造を続けているみたいです)

社名はまんま人の名前のようです
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初めて知ったのですが大好きなあのゴルディーニ(これも人の名前です)はソレックスの教え子だったとのこと
繋がっていますねえ
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インテリアはシートも手縫いでとても手がかかっています
インテリアではありませんがナルディ社製のウッドリム・ステアリングはこちらも懐かしさと恰好良さ満載です

今更ですが見ての通り外観はもちろんとても魅力的で乗って安心(たぶん)する旧車のエッセンスたっぷりなくるまのプライスタグは?

値段は約3,500万円
やはりこんなものでしょう

最近よく見かけるようになったマセラッティ
いまでは希少価値も含めたこのブランドが持っていたある種の魅力がすっかり薄れてしまいました
 
2ドアのフェラーリ、4ドアのマセラッティ・・・

すべての大量生産の中には歓迎されないものもありますね

ところでこの赤いくるま
社名は”Effeffe Berlinetta”

見たところウィンカーがありません
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自転車みたく片手をだして曲がるのでしょうか


# by pat_mthny7205 | 2016-05-01 22:15 | iroiro | Comments(2)
2016年 04月 24日

Khatia Buniatishvili

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そういえば買い忘れていたCDがあるのを思い出しました

「すばらしいピアニストがいますよ」
そう云ってIさんからおしえていただいたのですが・・・
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Iさんのお宅で聴かせて(HD)いただいたのがこちら
Cantata No. 9, Bwv 208: Aria - Schafe Können Sicher Weiden

その時名前を聞かされてもピンと来ませんでしたがあとで調べてみてもネットで見た記憶がある程度
それぎりそのままでした

昨晩ポイントでオーダーしたのが翌昼過ぎに到着
すぐにCDを入れ替えて試聴しましたが初めて聴いたときの思いがよみがえりました

なんとも心惹かれる思いを感じる演奏
バッハの様でいてそうではない、現代の楽曲のような印象
奇を衒った演奏ではないけれども確実に彼女独自の演奏スタイルが楽曲に与えているおおきな変化
これは大変おもしろいです

まだ2枚ほど届いていませんが楽しみです

来日予定は今のところないようですが(2月に都内であったようです)要チェックです









# by pat_mthny7205 | 2016-04-24 16:07 | favorite | Comments(2)
2016年 04月 17日

ひとつずつ

ひとつのEQカーブが決まりました

今日の気分はジャズ(なんとはなく)
マイアイドルのオーネット
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名盤 [SOMETHING ELSE!!!!/ORNETTE COLEMAN]
自分でも不思議なほどにオーネットからビリー・ヒギンズまでの各楽器の音が鮮明にきこえたものですから、
それほど時間を要さないうちにうまくまとまりました

それからヴォーカルものをかけてみましたが微調整の必要もなく良い音で鳴っています
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[down in the depths on the 90th floor/Hellen Carr]
何年ぶりに針を落としたでしょう

懐かしいのひとことです



# by pat_mthny7205 | 2016-04-17 16:51 | audio | Comments(3)
2016年 04月 17日

旬のもの

毎年この季節になると筍をいただいている取引先の方から連絡がありました
「今年は良いのが採れたので来ませんか?」
行ってみるととても立派な(撮るのを忘れてしまった)筍を四つもいただきました
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翌日の食卓は美味しそうなのがたくさん!

とりあえずはシンプルな味付けからはじまり、
角煮やたけのこご飯とまだまだ続きそうです

味ですか?
もちろんとてもやわらかくて美味しかったです


# by pat_mthny7205 | 2016-04-17 16:28 | iroiro | Comments(2)
2016年 03月 29日

Zeit-Photo Salon

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先日画廊経営の石原悦郎氏がお亡くなりになられました

この方は日本で初めて個人でフォトギャラリーを創設した方です

先月私が訪問することにしていたお宅の方から、お約束の時間を遅らせていただきたい旨連絡が入りました
お話しを聞かせていただきましたら石原さんの告別式へ行っていたとのことです

その方は石原さんがギャラリーを開く前からのご友人同士だったとのことですが、
レコードを愛するもの同士(石原さんはSPレコード)という共通の趣味でつながっていたようです

お会いしてから暫く石原さんとの思い出を聞かせていただいたのですが、
そのお話しを聞きながらふとあることを考えていました

それは今後石原さんの名前でその方の携帯が鳴ることはないんだという至極当然のことです

私の場合お二方のように古いお付き合いではありませんが、
いまでも私の携帯に入っている小林悟郎さんからの携帯の番号を見たときに同じようなことを考えます

あんなことも訊きたかった、こんな話もしたかったなどいったん思い出すといまだにいろいろ考えてしまいますが、
それでもこれは決して後ろ向きなことではありません

「亡くなった人のことを忘れないことも供養の一つ」なんてききますので逆に良いことと思っています
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そういえば最近ゴローさんから頂いたこのソフトで我が家のシステムの音を聴いていません

当時から比べれば結構体力が付きましたでしょ!




 



# by pat_mthny7205 | 2016-03-29 22:50 | iroiro | Comments(0)
2016年 03月 26日

Selmer

オークションでトランペット🎺を購入しました
INVICTAと云う名のようですがあまり聞いたことがありません
しかしそのすぐ下にSelmerの名も刻印されてようなので信用してみることにしました

オークションはめったにきれいな画像はなくそこから商品の状態を詳しく知るのは困難です
中には状態が良くないのでしっかり見せたくないという理由もあるのでしょうが全体的に質はわるいですね

今回も期待はせずに落札できました

届いてみるとケースはチープでバックルは錆だらけ
そんなケースを開けてなかにあるラッパを取り出しました

しかし金管楽器によくある腐食はほとんどなく左手の触れるバルブケーシング周りなどは信じられないほど良い状態です

製造期間が1959年~1972年とのことで私と年齢が近いです
ボロボロの私とは正反対ですね 苦笑
きっとそれほど使用されなかったのでしょう
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休みの今日やっと洗浄をしました
この作業は何十年ぶりでしょうか 
ワクワクします

基本トランペットは楽器の中でも特に扱いやすくそしてメンテナンスが楽なのでお金もかかりません
「メンテが楽」の意味は本体をバラシてフェルト部分以外はすべて水で洗浄できるのです
これは楽といわずなんと申しましょう
全く何も気にせずガシャガシャブラシで洗えます
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今回は中古なので全体の水気をとったあとコンパウンドで汚れをとってピカピカ✨に仕上げてあげました
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どうですか!
このウォーターキーの美しさ!!
スライド管の滑りはとても良く曲がりはなさそうです
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このバルブボタンの厚さが恰好良いです
デザインが良いですね

唯一気になったのはピストンの回転止め(位置決め)の造りの粗雑さです
凸・凹のキー溝で決められているのですがそれぞれのクリアランスが大きすぎてガタが目立ちます
早いパッセージの場合金属音が発生します

さて音です
吹奏感はすこぶる重いです
音もそれに倣ってダークな感じです
全く持ってジャズ向きの音のように思います

後で調べたらこの楽器はSTUDENTモデルのようですが
上記の感覚からこれはビギナーには不向きに思えます

考えるに年代から考えて優しく扱いやすい楽器など考えられていなかったのでしょう
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ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
Violin:チョン・キョンファ
ウィーンフィル/コンドラシン

1979年 この楽曲初のデジタル録音とのこと
発売はまだCDが出始めて間もない頃のものですね

とても良い音が収まっている名盤です

アナログは少しずつ調整が進められていますがまだまだデジタルの音には届きません
ゆっくり楽しみながらひとつひとつ確認してやっています

そういえば先日 Iさん邸でFRの聴き比べをしました
私がカートリッジ探しの最中と知りちょっとした企画をたてていただきました

IさんのSPから放たれる音は私のそれと違いとても優しく耳に届いてきます
でもしっかりとした低音も体で感じられます

うちと大きく違うのは何でしょう
それは音の硬度(?)でしょうか

Iさんは硬質です
しっかりとそしてはっきりとすべての音が曇りなく美しく聴かせる
そんな感じです
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だからお手持ちのFRカートリッジを交換して聴かせてもらったら違いが明確でした

わたしのSPは軟質です
誰と比較したわけでもありませんがそう思います
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FR-7がよいと感じましたがFR-7fがうちで鳴らす音にも興味があります

結局どちらが良かったのか・・・

まだまだ先になりそうです
 































# by pat_mthny7205 | 2016-03-26 22:13 | favorite | Comments(2)
2016年 02月 07日

おとなりの世界 再び

ここのところ緩い毎日を過ごしており、
オーディオもただひたすら音楽を聴いて気になったらあれこれと弄って遊ぶという過ごし方です
なにか10年ほど前に戻ったかのような感覚がしており、
そんな時にだいぶ前からやろうと思い乍らもそのままにしていた作業にいよいよというかやっと手を付けたのです
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放置
だいぶ前に再導入を決めたはずのアナログプレーヤーでしたがこれまでとんと進めずに今に至っています
理由は取るに足りないことで、敢えて一言で申すならば性格のなせる業(?)
小さいころからの性格で気分が乗らないと全く手を付けずじまい

何もせずにいまに至る理由はそこのところなのですが、
それでもアタマの隅ではそのことが気になり、
仕事中高速を移動しているときなどは考えていたわけでなにから手を付けるべきかは決まっていました

理由
そもそもアクセサリー類改善の優先順位は低いというよりほとんど考えていませんでした
それより各機器、各ユニットの質(基)を良くすることを優先してきましたが、
機器以上のものは音としてでてきませんからこれは正解でしょう
まあ、アクセサリーともども変えていけたら良かったのでしょうけれども、
それは結局資金の問題
ということは理由はそこだったのか知らん

電源(ノイズ)
今更の根本的なことです
特にアナログを始めるにあたり目立つ部分
これをしずめることで快適な音楽の時間を過ごすことができます

ところでうちの機器はすべてが新設というわけではなく古いものもあります
そのため電源プラグまたはコードみぎ・ひだりがわからないものがあり、
これまで差し込み部の文字の向きなどでなんとなく区別し差し込んでいました

チェックのためのテスターは今回のために手にいれました
いま時ネットで頼めば家まで届けてくれ、
ましてや我が家は入った記憶がないプライム会員のお陰で夜に頼んでも翌日には家に届きます

でも今回は目的以外の何かが見つかることに期待して中古の工具が置いてあるようなガラクタがたくさんあるところへ
結局ビニールに密封された状態のアナログの新古品という掘り出し物が見つかり購入

慣れない作業を繰り返しすべてのコンセントのチェック終了
全部合わせたときはやはりなにかすっきりとしました

いよいよ核心
やっとプレーヤーに取り掛かります
以前と同様はじめはやはり音楽を聴こうとは思えないほどのノイズが耳に入ります
コンセントまわりを合わせる以前と変わっているのかは全く不明ですが・・・

アースのとり直しとフォノケーブル周辺の有害電波排除(最近は携帯電話やその充電器など普通に近くあるので)など、
考えられる対策を実施したら可なりノイズは小さくなりましたが、
抵抗が小さいカートリッジではノイズがわかります

その時屋外から直接持ってきているアース線に気付き、
早速それを繋いだら音のフォーカスが合う程度までボリュームを上げられるところまで抑えられました
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フォノイコライザーはプリ同様まえの主さん所有だったのをだいぶ前に譲っていただいたもの
(その節はありがとうございました やっと音が出せるようになりました)


記憶
決してパーフェクトではありませんが何かを聴こうと思える程度まで改善しました
ここで更に追い込んで・・・と行かないのが私のわるいところ
気が付いた時にはLPの棚をあけて聴きたい盤を探していました

ジャンルはもちろんクラシックです
しかし棚の中にあるのはほとんど知らない盤です

過去にアナログ盤で聴いていたのはほぼジャズ
クラシック音楽を聴くようになったの時にはCDだけでした
それでもいつかまたアナログを始めたときのことを考えレコード盤は買い続けていたおかげで在庫は増えていました

そのようにして買った盤はすぐに棚にしまっていたので何があるのかおぼえているわけがありません
途中思いがけず我が家に訪れた多数の盤もあったことから一枚一枚確認するたびに発見です

まるで中古レコード屋で掘り出し物を探しているかのよう
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そんな中以前オークションに出品されていて買おうか迷ったものが目の前に現れたものですからびっくりです

いつどのルートでここにあるのか全く覚えていないのですから困ったものです
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盤が赤盤にだったのもどこか嬉しさを誘いました
状態は多少汚れがある程度で、磨いたらほとんど拭き取れてしまい音にも影響がありません
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計画
久しぶりにこうしてレコードに針を落として聴く音楽はまた格別なものですが、
LPをならせるようになると今後購入時の選択肢が増え大変楽になります

このように聴けるようになった今となってはこれまでのように調整がのびのびになることはないでしょう
現段階でとまっているのは自分の知識のなさが原因なだけでまだまだ改善の余地はあります

とにかくノイズを抑えることが課題でこれがクリアされるとデジタルとアナログの比率が大幅に変わってきます
そこにカートリッジの楽しみが加わり目指す音がみえてくることで更に楽しみは格段に広がります
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今でもこうやってデジタルでは聴かない(聴けない)音源をアナログで聴くことで発見があります

いつまでも終わりはなさそうです



# by pat_mthny7205 | 2016-02-07 18:26 | audio | Comments(2)
2015年 11月 04日

11月4日午後5時半すぎ

今日は朝からとても良い天気でした
気温も風がなかったせいか高く感じ、
昨日が冷え込んだ一日だったのでさらに過ごしやすく思える日でした

外出先から帰社してすぐに構内での仕事を終え事務所へ入るときふと空を見上げたら、
僅かに明るさの残る空にこちらへ向かってくる飛行機が目に入りました

するとそのすぐあとその飛行機よりも1.5倍から2倍程度の光が急に現れたのです

その光の軌道は手前から奥の方向に直線ののちに放物線を描くような、
スプーンを横から見たような進み方でした

放物線が終わったところでその光は消えてしまいましたが、
時間にして2秒、いや1.5秒あったかどうか

できればもう少し早くみられたら、というか情報量が多かったならと残念に思います

もちろんここに載せる画像などもありませんが、
なんとなく日記のように残しておくことにした次第です

いやはやまだまだ面白いことがありますねえ

# by pat_mthny7205 | 2015-11-04 21:55 | iroiro | Comments(2)
2015年 10月 25日

とりあえず


昨日までの一週間は熱のない、しかし風邪をひいた感覚のあるこれまでとは少し趣(?)の違った症状のある日々でした

唯一の救いは悪寒がなかったこと
そのおかげで仕事は休まずに済みました

先月から少しずつ仕事が忙しくなってきているのですが、
これはどうも欧米のさまざまな影響からきているようです

最近何故か急に報道が少なくなっているVWの一連の事件

早い段階で日本経済への悪影響が危ぶまれる声がでていました
日本でも一部のメーカー名があがっているようですが最終的にはVW一社だけの問題だったのでしょう

VWはオーナーに対して車の買い替えに資金を出すなど策を施しているようですが、
信頼を裏切られたことから他メーカー(レクサス)に替えるという記事もありました
今回の不正ソフト搭載の車両が正規輸入ではありませんが日本にも数台あるとのことです
なかにはシュコダの名前も挙がっています

通ですね(笑)
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その昔WRCに競合セリカやインプレッサが参戦していた1995年
シュコダ フェリシアキットカーが走っていました
サイズはVWポロ程度だと思われます
それももう20年以上も前のことで今はどうなっているのか知らん
生憎今は生産中止となっているので比較しようがないが、
ラインナップにはアウディ似のデザインでなかなかの車種があります

残念ながら日本では購入できませんが・・・

結局T社に勝つためのVW社の不正がT社にとって優位になったわけですが、
この企業が今後このまま成長していけばおのずとレシプロエンジンはこの世からなくなっていくかも知れません

しかしそれはそれで良い面もあります
最近またEVに乗る機会がありましたが改めてその操作性、乗り心地の良さなど総合的にドライバーが受けるストレスの少なさから、
普段使いではとても魅力があることを実感しました

コーナーでFFだということを忘れてアクセルを余計目に踏み込んだら、
予想以上にモーターのパワーが大きく簡単にアンダーが出てしまいました
見た目決してそうは見えませんがその加速は相当なものです

燃(電)費はマイナーチェンジを繰り返し今やカタログ値はJC08モードで228㎞
11月に発売されるモデルは280㎞
10・15モードと比較し一般の走行条件に近づけた条件の値がこれなので、
以前は箱根往復もままならなかった初期型と比べ大幅な進歩です
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プロジェクトチームの都度毎回の努力に拍手
そして今後更なる向上を期待します

さてそんな最先端の話から一気に対極にある私の家のアナログの話
モーター、アーム、全体のセッティングの結果何とか音が鳴りました
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久しぶりに何を聴こうとレコード棚の中から
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Mirror of the Heart/Lyle Mays Solo Piano
releaced:1986
recorded:1985 Power Station,New York City
1986

録音はECM時代にグループで良く使用されていたスタジオ

これはCDのフォーマットでは持っていないのでプレーヤーがない期間アタマの中にある音源(記憶)を何度も再生していました
やっと鳴らせた音を聴いてみましたが残念な結果となってしまいました

アナログがない期間にデジタルが上流機器の変更からEQカーブやチャンデバによる各ユニットの周波数調整など大幅に改善されたので、
アナログとの差がはっきりとでてしまったからでしょう

いま我が家で出ているデジタルと同じ音が出せるのならば、
当然考えるべきは上流となるカートリッジとフォノイコライザーの変更です
そしてノイズ対策ですね

構想はこのような感じでしょうか
1、カートリッジの変更
2、フォノイコライザー変更 ANTRE→AirTight ATE-1
3、EQ調整

のちに納得できる音が出るようになったら我が家に来た数々のクラシックレコードを聴くことにしましょう
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さて神無月のきょう10月25日
旧暦 9月13日
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十三夜です

いつになくきれいな「月」本来の(?)色のような・・・

へやの中に月光がさしています







# by pat_mthny7205 | 2015-10-25 21:48 | audio | Comments(2)
2015年 10月 04日

先日のこと

午前11時横浜駅西口
高島屋駐車場へ向かう内海橋よりひとつ線路側の橋は人の往来が多くなかなか前に進めません
ところがその日は休日にもかかわらずスムーズ進み順調にタワーへ入ることができました

駐車場内もそれほど混んではいない様子です

そんな中一台大型のSUVが縦置きのところに横置きで駐車し、
柱に挟まれた二台分のスペースを占用していました
うちの子供たちにその醜さを見せてしまったのは残念でした
わるい見本としては良い勉強になったかもしれません

地下へ行きお目当ての和菓子屋に並んでいた時の事
気が付いたらうちの子どもが初老のご婦人からキーホルダーをいただいてました
訊くところによるとうちの子どもの受け答えが気もちが良く気に入ってくれたとかなんとか

最近、今どきの子どものように感じるところはありましたが、
うちの子どもも外とうちとで切り替えていることがわかり安心しました

気が付いたらお昼なのでその場で済ませてからいったん帰宅

家族を家に送おくり私はそのまま訪問先へむけて出発
改めて時計を見ながら走ってみたら休日の午後でも車で約三十分ほどの所要時間で着きました
結構近い距離ということだったのですね
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いつもそうなのですが通りから見える草花は手入れが行き届いていてとても気持ちが良いお宅です
五月に伺った際にみた階段左のバラが結構成長してました
お訊きすると玄関から庭へのアプローチ部分の上にこのバラがアーチ状にのびるのが楽しみだとのこと
Iさんの中ではすでにそこにバラが咲き乱れているのかも知れません

               
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その日は家にお邪魔をしてほどなく隣の部屋に先客がいらっしゃることに気が付きました
その後すぐに奥様から紹介していただきましたが、
その方は海外から勉強のために長期滞在で日本へきているという女性でした

Iさん方へ一か月ホームステイしたあともご自分でアパートを借りて頑張っていらっしゃるそうです
滞在は12月までのようですが帰国したくないと云っているほど日本を気に入っていただいている様子でした
きっと初めに接したのがIさん宅だったこともその要因の一つなのでしょう

ところでいつもならお宅へお邪魔したら早速音楽を聴かせていただくところですが今回はすこし違います
しばらくの間ソファーに座っていろいろなお話をきかせていただいていました

絵画に関する背景や作者も含めた様々なことについてのIさんの考え
また、以前お聞きしていなかった主に仕事でのご自身のさまざまなお話しもあり、
まとめると一冊の本にでもなりそうほど大変興味深い内容ばかりでした

そして話は今後あとどれ位音楽を聴く時間があるのかということに及びました
しかし所蔵する多くのレコードを順にかけてもすべて聴くことはできないから、
重複しているレコードを整理してこれから購入するレコードのスペースを確保したいとのことでした

一瞬寂しいお話しと思いきやレコード探しはまだまだこれからも続くお話しでした
新たなレコードとの出会いはとてもうれしいことと思います
Iさんにとっての元気の秘訣なのでしょう

それもこれも奥様のご理解があればこそです
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結局レコードに針を落としたのはお邪魔してから二時間以上経ってからでした
        
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いつもそうなのですが聴いていくにつれ段々と耳が慣れていき、
すぐにピアノも歌声も大変優しい印象の良い音に変化していきます

私自身思えばそれぞれの盤をじっくり聴いていたように思います
多分その日はこれまで訪問させていただいた中でも特にリラックスできた時間をすごした気がします
あっという間の時間でした

Iさん宅に伺うといつも思うことなのですが、
これまでレコード盤でまじめに(?)クラシック音楽を聴くということはほとんどなかったように思えます

それでも唯一記憶しているのがグールドのベートーヴェン ピアノソナタ No.2です
軽快なテンポと時折聞こえるハミング
不思議とこのアルバムにはなじむことができました
そもそもなぜこの盤を手にしたかはわかりませんがただ一つ新品で購入したグールドのレコードです

そういえばIさん所蔵のレコードにグールドのバッハがありました
曲は不明ですがバッハのコーナーにあったと記憶しています
今度行ったらリクエストして聴かせていただくとしましょう

ところでアナログプレーヤーも外に出していたモーターが戻ってきました
まずは簡単な回転数のトライアルを重ねたのちプーリーのポンチ絵を完成させてからの製作依頼となります

プーリー径の微調整はいまから楽しみです

アナログを聴かなくなってからこれまでの間に目に付いたら購入したりお譲りいただいたりと、
今となっては経緯を忘れてしまっているようなアナログレコードが我が家に多数あります

それらを聴くことはもちろんですが、
先ほど挙げたグールドがいまのシステムではどういったあんばいに聴こえるのかなどこの冬はいつになく楽しい季節になりそうです

このあと大事な調整が残っていますがじっくりと納得がいくところまで詰めていきたいと思います



# by pat_mthny7205 | 2015-10-04 18:40 | audio | Comments(2)
2015年 09月 27日

十五夜お月さん

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6時43分



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8時03分

中秋の名月のこの日に月見団子は供えませんし薄も用意しませんが、
鑑賞することだけはいまだに欠かさず・・・

鈴虫ほかの演出は毎年用意してくれているのですけれどね


# by pat_mthny7205 | 2015-09-27 22:20 | iroiro | Comments(4)
2015年 09月 12日

"remastered" arrived!!!

昨日宅配業者から配送案内メールがとどいていました
9月11日…
いったいなんだろうと思いふと顔を上げカレンダーを見たとたんすぐにそれが何かわかりました
予約をいれたのはいつだったろうか

本日中に必ず受け取りができるように配送時間を変更

帰宅し玄関を開けたら思いのほか大きい段ボール箱が置かれていました
箱の表にはHMVの文字があり予想が当たったことを喜びました
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先に食事を済ませてのちに玄関で箱をあけ中を確認
と、そこには一回り小さい段ボール箱です

梱包内容によっては配送中の破損などが考えられましたがどうやらこれなら大丈夫そうで一安心
表にはGlenn Gould / Complete Collection のラベルが貼られています
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そこから先は玄関から二階に移動してから開けたのですが、
化粧箱は結構大きく240×240×t265程度あります
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重量もそこそこあり改めて81枚ほどの量が入っていることの実感を得ました
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416ページの別冊解説書はハードカバーで重量もある結構立派なもの
写真は既に知られているものから初めて見るようなものまで数多く掲載されております
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日本語解説書もあるのでこれからじっくり読むことにしましょう
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さて肝心のCDの音です
何から聴こうかと考えたとき一枚売りのものやバッハのコンプリートボックスで音質に不満がある曲か、
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それとも多く聴いている曲かで迷いましたが結局これからはじめました
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はじめのアリアで明らかにこれまでのCDとの格段の差を感じられます
全体的に粒だっている音、低音に濁りがなくそのおかげで一音一音がはっきり出ています
そしてその音それぞれに対する部屋の残響
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すべてがこのCDにこのような音が入っていたのかと思わせるような仕上がりです

パルティータNo.5,6などはコンプリートボックスでは音質の悪さが目立ちました
800Hzあたりでしょうか、初めて聴いてその部分が出すぎているような感のある音だったのですが、
調整してみても変わらなかったのでその後ほとんど聴かないでいました

それもこのリマスター盤では見直しがされたようで幾分かバランスが良くなっています

またハイドン後期のソナタではフェイドインしたようにアタマがかけているような気持ちの悪い入り方をしている曲がありましたが、
これもきちんと初めから収められています

まだ今のところ3枚/81枚中(ゴールドベルク2回)なのでこれから先が大いに楽しみです

正直これを持っていたら既にあるCDはもう聴くことはしませんね

グールドファンなら持っていて損はありません
というより持っている必要があるソフトです

彼の音楽性や拘りなどがこれを聴くことによりさらに深く理解できることでしょう

私はとても満足しています





# by pat_mthny7205 | 2015-09-12 17:10 | audio | Comments(1)
2015年 09月 08日

アナログ準備 その二

8月中に完成させる予定だったアナログプレーヤーの準備は、
その後快調に準備が進むはずが月が替わった9月のこの時点で7割程度
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これまでの作業内容としてまずは「モーター」
電機に詳しいひとにとってはパーツさえあれば10分、15分と思われる作業(修理)を外に依頼

仕事を受けた先が忙しかったのか8月アタマに送ったものが届いてから約一か月後の昨日になって依頼内容について確認メールあり
それに対し最終的な指示をして改めて仕切り直し
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次に「アーム」
このたび入手したアームはSONY PUA-1600Lという1975年ころのものです
オークションをのぞくと出回ってはいますがそこはやはり年代物
錆やら何やらのダメージが目立つのが多いです

そのなかでこれは箱付きでなかなかのミントコンディション
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気合を入れて競り勝ちました
とどいたものをみたら予想以上に良い状態

満足感ハンパないですねえ~

そのアームはキャビネットへの取り付けは直にビス止めのタイプ
手持ちの鉄製スペーサーにアーム台座に合わせた貫通穴をあけることもできますが、
今回は別の方法で作業を進めます

キャビネットからプラッターまでの高さはターンテーブルシートも含めて約60㍉
アームは高さ調整は可能ですがもちろん短めに抑えておく必要があります
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                   (鉄製スペーサー)
さて先に述べた鉄のスペーサーです
φ130の面積に下はキャビネット用取り付けボルト穴と上はアームベース穴まであけるとなると些か無理を感じます
また長い目で見れば汎用性がないため上下それぞれの穴を二分割にした2枚構成になっています

結果2枚重ねの鉄とオーダーした木製のスペーサーの3段重ねでアームをキャビネットに取り付けることにしました
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                (紫檀製スペーサー)
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                (ロングアーム仕様)
               
話は戻ってモーターについて
糸ドライブの場合プーリーはテーブル外径とモーターの回転数そして33rpm/minでプーリーを製作し、
あとはストロボを見ながらプーリー外径を削って調整します
ところがモーターの回転数がいまだに不明なためプーリーを前もって製作しておくことができません

モーターが戻ってくるまでまだ日にちはありそうなのでできる限り調べますが、
最悪わからなければ何かしら巻き付けて太くしたモーターのシャフトでターンテーブルを回し、
そこから得られた情報でプーリーを製作し根気よく調整していくしかありません

ここまで書いてみると残りは決して3割どころではないようです
結構あります

でも、ここからが結構たのしそう

近頃はまとめて購入したピリス/シューベルト
そして26日のコンサートの曲順予定で聴くラヴェル(エル・バシャ)のピアノソナタが多いです

そのコンサートですがなんと嬉しいことに初めて子供と二人で行く夜のコンサートになりそうです
でも、ちょっとラヴェルは早いかな?
まあ雰囲気だけでも味わってくれたらそれだけでもう十分です
ちなみに行く、行かないは本人の意思で決めました

猛暑の夏もいつの間にか過ぎて幾分涼しくなったこの頃
プレーヤーはあせらずにのんびりと造り上げていこうとは考えていますが、
やはり期日を設けようか知らん

さていつにしよう

蜩が鳴き終わるころはとうにすぎているし、
鈴虫はもう鳴いているし

赤蜻蛉は未だだったかな・・・





# by pat_mthny7205 | 2015-09-08 23:10 | audio | Comments(0)
2015年 07月 26日

アナログ盤で音楽を聴くための準備

梅雨があけてからというもの暑い日がつづいています
この暑さは毎年だんだんと過酷になってきているように思われ、
冷夏になると云われていた長期予報もあてにはなりません

夏が夏らしくなく気温が上がらないと日本経済に影響を及ぼすのでこの場合はずれても仕方がありません

それにしても今年は体力的に非常に困ったことになっていて暑い環境のしたにいると呼吸が乱れます
これは皆に云えることなのか自分だけおかしいのか・・・
その対策は電気代とガソリン代という経済面で我が家へ悪影響を及ぼしています

おかしいといえば汗のかきかたにも昨年との相違が出ています

ことしはどうも後頭部から異常に汗をかきます
いや、流れ出て来ると云った方が正しいでしょう

しかも流れ出た汗が肩のあたりに滴り落ちてきてはじめてそれに気が付くという、
流出量が多いせいかはたまた鈍感になったせいなのか・・・
いずれにせよこのような変化は老いが理由のように思えてなりません

さてアナログPRJ(プロジェクト)はカメの速度で前に進んでいます
木製のキャビネットにスピンドルという構成ですが、スピンドルが長く木製のキャビネットから長く飛び出てしまいます
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そのためアルミ製ターンテーブル(φ310×t=40ミリ)との隙間には同径のアクリルプレートをターンテーブルとの隙間にいれることで見た目もなかなかの良さに仕上がっています

モーターはシンクロナスモーター(四極)を購入しましたが、
先日のブログにも載せた通りあまりの静けさに回転していることに気が付かないほどの静寂さです 
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アームはロングタイプ仕様です
家にはロングはないため購入の必要がありますが最近やっと気に入ったものが手に入ることになりました

来週には手元に届く予定です

さてそのアームはオークションにて購入した代物ですが、
ここ一か月ほどオークションを眺めていましたがそれと同じアームが立て続けに出品されていました

記憶にある範囲では週一で四週間同品番の別物が出ていましたが、
そのうち3本は同じIDの出品者でしたのでどこからかまとめて入手できたものなのでしょう

はじめは錆などの劣化やキズがありましたが初めて見たので是非にとの思いで入札しました
しかし他の方々が積極的に再入札をしてきたので落札することはできませんでした

その後すぐに別の出品がなされたのでIDを確認したところ先ほど述べたように同じ方でした
はじめのアームよりは状態が良かったので本気でとりに行こうと思ったのですが、
迂闊にも終了時間を勘違いしてしまい気が付いたら前の週の出品よりも可なり低く落札されていました

そしてまたまた3本目の出品

良く見るとそれほど良い状態には見えなかったのと、
立て続けに出品されていることから更なる出品に期待をし入札はしませんでした

そして読み通り4本目です
こんどはこれまで出品されたのと比較せずとも箱付きの可なり良いコンディションです

やはり一日二日で価格が上がっていきました
あまり早い段階で入札されると必要以上に価格が上がってしまい無駄な出費をしてしまいかねません
みなさんもう少し冷静になってほしいものです

それでも2本目の価格に対しまだまだ上限に余裕のあるところで最終日を迎えます
良く見るとその時点で最高額を付けていたのはこれまでの3本の入札にも参加していた人の様で、
多分私と同じ意気込みで参加しているのでしょう

終了近くになり最後は私もさすがにこれ以上は厳しいなというところまで入札額が上がりましたが、
幸い相手が先にあきらめてくれたようで無事落札となりました

あと一回再入札されてしまったら間違いなく私の方があきらめていましたね
意気込みだけでなく手持ちの限度も私と似たようなものだったみたいです

これだけのベストコンディションにほか入札者が入らなかったは四週続けて出品されてきたからではないかと考えます

出品者の策が良い結果となりました
(早いうちに頑張って落札しないで良かったなあ)

これでやっと役者がそろいました

と云いたいところですが肝心なものがまだ出来ていません

ポンチ画は一部を除き作成し終え材料の真鍮も既にあります
加工はいつでも出来る環境にありますが肝心のプーリーの外径が決まっていません

その理由はモーターの回転数が不明だからです

いまのところポンチ画には1,500rpm(r/min)の予測で外形寸法を入れていますが定かではありません
あらかじめインスタントに上記用近似値でプーリーの代用品をつくってターンテーブルの回転を確認してから加工をする予定です

完成目標は来月末においています

涼しくなる秋の頃には買いためておいたレコードを楽しめているようにしたいですね

さて予定通り上手くいくのでしょうか


# by pat_mthny7205 | 2015-07-26 21:17 | audio | Comments(0)
2015年 07月 08日

夜のガスパール

その日は午後からときどき小雨が降るような休日でしたが、
夕方コンサートホール近くのパーキングへ入ったときには歩くには傘が必要なほどでした

午前中家を出るころから傘を持っていこうと思っていたのですがせっかくのコンサートに行くのに今使っている傘は少々くたびれ過ぎ

小奇麗な恰好をした機会に傘も新しいのをおろすことにしました

雨が降っているということは上を見るともちろん雲りそら
当然そんなに明るくはありませんね

新しい傘をさして歩いてみたらこれまでよりも明るく感じたのは古い傘がくすんでいたせいだったのでしょうか
それとも新調した洋服を着て出かけた時の少し楽しい気分がそのように感じさせたのでしょうか

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青葉台フィリアホールでのその日の公演は三浦友理枝さんのラヴェルピアノ作品の演奏会です
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今回は座席がステージ向かって左の2階・No.14 S席
はじめての2階席へ座ってみると演奏者の右斜め後ろの位置で、
私の左隣りNo.13から後方がちょうど奏者の運指が良くわかる席になります
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ホールに入った際、調律師が作業をしていましたが、
ホール後方から指定席までゆっくり歩きながらその音を聴いているとやはり同じ音階でも濃淡が交互に現れるのはとても興味深かったです

私の席は音が濃く聴こえるポイントです
高音部が少し耳にきつく感じられましたが全体的には良い方ではないか思われます
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この日の演奏会は「ラヴェル・ピアノ作品全曲演奏(全2夜)」と題した公演のうちの初日です

ステージにあらわれた三浦 友理枝さんを目にしたときの印象は「容姿端麗」「光彩奪目」とでも云いましょうか
パンフレットなどにみられる写真そのままの方でした

これで演奏が素晴らしかったら云うことなしですね

さて始まりました
一聴してラヴェルだとわかる響きがホールに広がりはじめます
早いパッセージは流れる小川のような音のあらわれ方でとても心地よい響きです
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そして2曲目の「高雅で感傷的なワルツ」(Valses nobles et sentimentales)
顔の表情以外の全ての動きがわかるこの座席だったからこそわかったことなのかもしれません
一見して華奢にみえるひとが弾いているとはとても思えないほどダイナミックな演奏です
広範囲な鍵盤を素早く正確にそして力強く弾いているその様を見てとても驚いたのですが、
その後驚きが笑みに変わっていきました

ところで私は比較的ラヴェルのピアノ作品は好んで聴いています
オーディオで聴くラヴェルのピアノはどちらかというと(バッハなどとは違い)複雑すぎるほどの和音のせいで技巧的な面は想像できず、
そのせいで素直に楽曲が表現する音楽の世界に入りこめていました

しかしそのラベルの音世界を表現する彼女の演奏を観て思ったのは、
複雑でダイナミックなその動きはそれさえも芸術作品と云えるほどの美しさのということです
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「夜のガスパール」
タイトルにもあるラヴェルの代表的な作品
この作品を好むラヴェルファンは多いのではないでしょうか

斯くいう私もそのひとりです
このコンサートに来たのもこの楽曲が聴きたかったからです

過去にもブログに記載したかと記憶していますがこの作品の題材となったベルトラン(Louis 'Aloysius' Jacques Napoléon Bertrand)の散文詩は、
二十歳のころにラヴェルの同名曲を聴いてとてもつよい衝撃を受けすぐに書店から取り寄せました

それまで現代音楽や抽象画などの類は全く未経験だった私にはとても理解できるものではありませんでした
(ベルトラン34歳の遺作)
唯一の救いはラヴェルのその音楽だけは不思議な印象を持っていながらも何故か惹きつけられるものがあったということです

また作品を読まなくともそこに広がる想像の世界の中の情景は当時から今まで変わっていません

1、オンディーヌ[Ondine]
2、絞首台 [Le gibet]
3、スカルボ [Scarbo]

特に「絞首台」のイメージの再現はライブのせいかこれまで聴いてきたなかでもより現実(?)に近く、
詩の内容からは程遠いかもしれない強いノスタルジア(この場合ノスタルジーと云った方が正しい?のでしょう)を感じられます

この時折波のように訪れる風の最後には向きが変わったせいで消えていく一定の間隔で鳴りるづける「鐘の音」を表現しているのはB♭のオクターブで表現されています
それは目の前にあるもの(幻想)とは別の空間(これも幻聴?)で一つ一つ刻んでいきます

しかし三浦さんの演奏を見てみると鐘の音が幻想の中に埋もれているかのように見えます
鐘の音の上ですべての出来事が表現されていてこれはイメージとは正反対に思え大変興味深く見ていました

ラストのスカルボ
そしてラ・ヴァルス(La Valse)ではとても素晴らしいテクニックと息をのむほどのダイナミックな演奏を聴かせ、
演奏が終わったあと拍手喝采で会場全体が歓喜の渦に包まれました

ピアノはヤマハでした

この日のために6月に4台用意してもらった中から選んだというピアノ
しかも選んだ基準は「夜のガスパール」と云うだけあってこの日の最高パフォーマンスは間違いなくこれでしたね

第2夜は9月26日です
第1夜はところどころ席も空いているようでしたがこの評判を聞けば第2夜は観客も増えることでしょう

休憩時間にロビーで肩をたたかれました
振り返ったらそこには横浜のvafanさんがおられました
奥様と仲良くコンサートにいらしていたようです

訊くところによると9月のチケットは未だ購入されていないようでしたが必ずいらっしゃるとのことです

第1夜のvafanさんのご感想は如何なものでしょうか

最後に三浦さんのことを調べていてとても興味深いことを知りました
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彼女がフェリス女学院中等部の頃に「アマチュア無線クラブ」に所属していたそうですが、
その半年という短い期間に三級アマチュア無線技士の免許を取得したとのこと

1級から4級まである中趣味程度であれば4級で十分なようですがその一つ上の級まで取得したことになります
3級はモールス通信が出来るということなので彼女はモールス信号の聞き取りが出来るのですね

また違うこのような一面があるとはなんともチャーミングです

9月が楽しみです


# by pat_mthny7205 | 2015-07-08 19:13 | concert | Comments(2)
2015年 07月 04日

パン屋さん

考えてみるとたぶんタイア交換(スタッドレス→ラジアル)後からなので3月ころでしょうか
車の走行時に感じる異音がずっと気になっていましたがその原因が結構ぞっとする内容でした

ラジアルタイアそのものの交換時期がとうに過ぎていたのは知っていながらついぞここまで乗っていたのですが、
先に述べた異音が最近特に気になるようになってきたのでいよいよというかやっと交換したのです
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外したタイアのパターン部を見てみるとところどころブロック部に亀裂が入っているのが確認されました

音の聴こえ方については気温が低い時より高い時の方が音がはっきり聴こえていたで、
温度が高い時にゴムが薄いところで凸形状に盛り上がっていたのではないかと思われます

原因はこれにほぼ間違いないでしょう
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交換後はもちろん異音が消えハンドリングも抵抗が減ったおかげで楽に回せるようになりました
ケチと横着はいけません
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そのあとは予定まで少し時間があったので遠くからでもわざわざ買いに来る人が多い、
あの元石川の美味しいパン屋「ベッカライ徳多郎 」へ行きました

朝から並ぶとのうわさ通り午後二時すぎでも駐車場は待ち状態
しかしそのパンを食べてみればそれも納得

実は翌朝のパンを買うつもりで入ったのですが、
ちょうどその日朝食しか食べていなかったのでお昼用にもカレーパンを買いました
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車に戻って早速食してみたらなんとまあ美味いこと
パンと餅の中間のような触感と少し辛めで独特のスパイスが効いたカレーの味はこれまで食べたことがありません
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もちろん人気のミルクフランスも買い翌朝食べましたが、
牛乳の味が濃いソフトクリームがフランスパンの中に入っているようでこちらも美味しかったです

買ったのはたった三種類なのでまた近いうちに行きたいと云いたいのですが、
残念なことにパンを買うために我が家からわざわざここまで来るのは少し遠いですね

また機会があったらですね

楽しみはとっておきましょう


# by pat_mthny7205 | 2015-07-04 15:54 | iroiro | Comments(2)
2015年 06月 14日

Glenn Gould "DSD"Re-Mastered!!

先月末にHMVからの案内がありました
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「予約受付中! グレン・グールド・リマスタード・ボックス(81CD)」
没後すでに三十年以上が経っているにもかかわらず未だにファンが増え続けているといわれる異色のピアニスト
そんなグールドがソニーにのこした全録音がDSD化されて発売される

2007年発売の品は気が付いたときには既に販売終了となっていてアマゾンなどでプレミア品として売られていました
何度かオークションに出た時に入札したことはありましたが縁がなく手にすることは出来ていません
「いずれその時が来たときに・・・」と気長に待っていたそんな時のこの情報です
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今度の盤は何が違うのかは、
○オリジナルジャケットの質の向上
○ブラームスの別テイク
○[Gold Berg Variations]の別テイクやデジタル・マスターと並行して収録されていたアナログ・マスター音源を使用
などがあるようなのですがなんといってもすべてオリジナル・マスターテープをもとにDSDリマスタリングしているところがミソ

2007年がSBMマスタリング(Super bit Mapping)とのことで価格も考慮するとこちらの方がずっとお得に思えます

さて、音はいずれにしてもしてもレコード会社とエンジニアに掛かるところが大きいので聴く前から判定は出来ませんが、
今回のエンジニア、アンドレアス・K・マイヤーは元ニューヨーク ソニー・スタジオのエンジニア

グールドの諸作品を手がけてきたことで有名なのでその点では安心できるかもしれません

1963年にカラヤン/ウィーンフィルの「カルメン」は、
オリジナル・マスターに手を加えずそのままDSD化したとの記録もあり本作品も大変期待ができます

さらにディスクのレーベルデザインも再現されているようで、
当時のジャケットをそのまま使用することと同様ここは重要な部分ではないかと考えています

現在は予約受付中なので手元に届くのは9月頃の予定

いまからとても楽しみです


# by pat_mthny7205 | 2015-06-14 20:03 | favorite | Comments(2)
2015年 06月 14日

Ornette!!!…!?




Ornette Coleman died in New York on 11th. 85 years old.

Ornette is my everlasting idol...



# by pat_mthny7205 | 2015-06-14 13:58 | favorite | Comments(0)
2015年 06月 13日

6月某日

先日のある日は病院の日なので一日お休みです
ついでに役所の用事も云いつけられたのでそちらにも寄ってきましたが、
ことのほかスムーズに用が済みました

昼まえに帰宅
オーディオのスイッチを入れて温まるあいだに昼食

そのあとラックの移動やカーテン位置等々部屋のセッティングを終え、
小音量でネットラジオの音を出します

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変わらずに上から下まで良いバランスで音楽が流れてきます
ここで飲み物の用意となると以前はアルコールを準備していましたが、
いまではそれもなくコーヒーを淹れます

さていよいよCDです

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ノクターン No.13,op48 No.1/ショパン
ロナン・オーラ(piano)

スローな曲で一音一音がゆっくりと表れては消えていきます
そんな中でそれぞれ聴感上ですがG音:783HzとG#音:830Hzが少々耳につくようで気になります
そういえばドビュッシーの練習曲を聴いた時もところどころ音色が変わっていた部分があったのですがきっとこの辺りだったのでしょう

夜想曲なのにこれではゆっくりできません 

困りますね

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そうとなるとディースカウ/ブレンデルのシューマンへの影響が気になります
曲が流れはじめて思い出したのがディースカウの声でもフォルテの際に聴きとれる倍音部分で気になっていたことです

聴いたところ音階的にはFなので換算すると349Hzまたは718Hz シャープでも369Hzまたは738Hzのはずですが実際周波数を発信しながらさがしてみると665Hzあたりにたどり着きました
この「ずれ」についての理由はどうなのでしょうか?

後回しです


アタマを少しだけ落として試聴をするということを繰り返しカドがとれるか否かのところでソファーに戻り確認


調整前と比較せずとも耳につく部分がなくなったのでとても好印象です
ディースカウもブレンデルもぎすぎすした感じがなくなり落ち着いて聴くことが出来るようになりました

ディースカウの倍音部は確かに気になりますがあまりここを取り除いてしまうと、
他の楽曲、たとえばオーケストラやピアノなど弦楽器の華やかさが失われてしいそうなので今回はほどほどのところまで   

                                                                                                   
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 あとは低音の微調整が残っています
しかし調整所がわからないままにあれこれ動かしても、
やっているうちにいつも全体を聴き取れなくなりバランスが崩れてきて
これまでにもあったように痩せた音になったり尖った音になったりしてしまいます

きまって翌日聴きなおすと自分でもなぜこのようなバランスにしたのか理解できない音で情けなくなるのです
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この部分はまた聴いているうちに気が付いたら変えてみたいと思います
それよりきょうはゆっくり音楽を楽しむことにしましょう

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ドイツレクイエム:ブラームス
サヴァリッシュ指揮の盤です

はじめて聴いたブラームスのレクイエムなので馴染みがあります
出だしの弦の音がとてもやわらかくまさに漂ってきます
コーラスが出始めてからあとも音階を変えて同じリズムで流れる弦のユニゾンに、
低音弦と管楽器が和音を絡めてくるあたりは自分の中ではこの楽曲の最高に美しい部分としてとらえていましたが、

これまで聴いてきたのとは全く別物の表現力に新しい発見をしたかのような感動をおぼえます

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ここで聴いておかなければならないのはエリクソン指揮、男声合唱のオルフェイ・ドレンガーです

録音には拍手の音がないのですが時々物音や咳払いが聞える曲があります
ハイライトと記載されていますから複数の録音が入っているのでしょう
それらはいわゆる雑音と呼ぶものになるのかもしれませんが、
これについては私はホールの音にくわえ更にライブ感が増して大変好ましく思えます

なかでも静かにフェイドアウトしていくような楽曲などをきいていると、
木造建築に感じるホールの音に何故か懐かしさを感じいつも10代のころを思い出してしまいます

以前はこのCDを聴いていてもテープのものと思われるノイズばかり気になり残念に思っていましたが、
高音部の処理が効いているため全体にカドがとれノイズが上手い具合に隠れて聴きやすくなりました

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この休みの日まで封を開けずに楽しみに待っていたドビュッシーの感想は?というと・・・


はじめにSACDにて聴いたのですがあっという間に意識がなくなり、

気が付いたときには全曲終了していたというお粗末な結果となりました


何とも残念なことでしたが、

もう一度聴きなおすには時間がなかったのでまた来週(またしてもナイスな環境が作れるのです)ということにしました


近況ですがやっとアナログプレーヤーの導入計画が始められそうです

いまは動力なしのターンテーブルのみのためこれから造り上げていく必要があります


機会があったらこちらに載せます



# by pat_mthny7205 | 2015-06-13 15:18 | audio | Comments(0)
2015年 05月 31日

これでおわり

きのうは我が家のチビ(?)すけの運動会
六年生ですから最後になります

ことしの見どころはチビが応援団長で騎馬戦の大将というところです
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騎馬戦最後の大将どうしの戦いは快勝しました
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さらにこれまで二度しか勝ったことのない全体の勝負にも大差をつけて優勝しました
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表彰の際は応援団長が代表でトロフィーを受け取り満面の笑みです

よかった、よかった (笑)

そして今回で家族総出の応援は最終回になると思われます
d0192112_09195905.jpg本当に来年から行かなくていいんですか?

いずれにせよ六年間お疲れさま


# by pat_mthny7205 | 2015-05-31 10:18 | iroiro | Comments(2)
2015年 05月 23日

さいきんの楽しみ、このあとの楽しみ

2か月ほどまえから本腰をいれて行ってきた調整が、
それ以前と比べると変革を遂げたと云ってもよいほどの結果を得てから早三週間たちました

その間ふと思いついたCDをだしては過去に聴いた記憶にある音との差に驚き、
そして都度悦に入っている自分に喜びを感じる日々を過ごしていました

その中でも特に嬉しかったのが白井光子さんのブラームス歌曲です
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Feldeinsamakeit,op.86 No.2
piano:hartmut höll
はじめてGRF邸に伺ったとき一曲目に聴かせていただいた曲です

その時の音とそれを聴いた際に得た感動は今でも忘れずに記憶の中にいます
出だしの低音のピアノ伴奏がとても印象的な曲です

弦が揺れてピアノの胴体で鳴り響き、
深い音が部屋中に緩やかに広がっている様子が手に取るようにわかる再生音でした

このような音をオーディオで鳴らすことができるとは思ってもみませんでした
このような音で再生できるのは特別なことでGRFさんだからできることであろうとすぐに感じました

反面このような音を家でも鳴らしたいとも正直考えました

しかしその時聴かせていただいたSPはhartley concertmaster VI
それに対し当時私が低音用として使用していたSPユニットはJBL LE14A

この段階で条件があまりにも不利というか合いません
CDは早速購入し自分のシステムでかけてみましたが結果は知れたこと

それ以来確認のため幾度となくそのCDをかけてみては到達点までの長い道のりを知らされたことを思い出します
それでも自分なりに試行錯誤を重ねたのちの先日のある日、 再度そのCDをかけてみました

出てきた音は、批判を受けるのを承知でいうとGRF邸のハートレーで聴いた音とほぼ一緒です
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先ほどあげたとおり重心の低くとても深いピアノの前奏ののち白井光子さんの声がSP中央にぽっかりと浮かぶ様子が再現された時は、
まさに当時の衝撃的な感動を受けたときの私が居ました

敢えて違いをあげるとするとそれよりも少し薄味にした感じでしょうか

今の低音を受け持つSPユニットはJBL2445Hで18inch(457.2㎝)とかなり大きくなりました
スペック上は20Hzまで頑張れるようです

しかしそれでもまだハートレーの16Hz(24inch=609.6㎝)には到底及びませんが聴こえてくる音は間違いなく合格です

他の私のコメントでも伝えてありますがこれまで我が家でこの曲をGRF邸訪問時に聴いた音で再生できる日を目標にしてきました

やっとこれから音楽を良い音で楽しむ日々を迎えられそう・・・

と、ことはそううまくは運ばないようです
これで終わりではなくまだ調整の必要があります

〇ディースカウの耳障りな高音
1,500Hz、3,000Hz、6,000Hz周辺の調整

〇出すぎる低音
→曲によりコントラバスが出すぎ
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〇ジャック・ディジョネットの太鼓
ボケボケに鳴るためそのままでは大好きなキース・ジャレットを聴くことが出来ない 
(LOWERをpass以外に設定してみる)
など・・・
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幸い(?)DG-48にはメモリーがたくさんあります
最後にはメモリーは2つで良いですが、
無駄にいじってもそれは残りのメモリーにとっておけるので便利ですね

これから聴くのが楽しみなディスクがあります
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ちょっと聴いたらとても期待できそうです
家にひとりでいない限り最後まで通して聴けないからもったいなく思いやめました
近く定期検診のため休みができるのでじっくり聴いてみましょう



# by pat_mthny7205 | 2015-05-23 20:24 | audio | Comments(0)
2015年 05月 05日

意外な展開

GRFさん

この度はわざわざ山の上の我が家までお越しいただきまことにありがとうございました

当日あさ起きたあとに最後の悪あがきをと思い音の確認や楽曲の選定をしようと考えましたが、
結局「今更じたばたしても・・・」という考えに行きつきやめてしまいました

ただ音に関してはこれまでと比較して良いほうと感じていました
しかしそれはあくまでも自分だけの経験のなかでの話です

それでもこれまでどうしようもない音だったこともあったことを思い出すとまだマシです
足元に及ぼうなどとは正直考えていないのでデパートで流れている音楽程度に思ってもらえば良いかなくらいにあきらめることにしました
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先ほど「これまでと比較して良い方」というところまで頑張った理由はは、
ディースカウの歌曲(ライブ盤)を聴いて「このCDにはたまらないほどのホールの音が入っている」ことに気が付いたからです
ただこの音を何とかして出してみたいという一新で今まで以上に気合を入れて調整したのでした

なのでおきかせする楽曲も結局のところ調整したCDを聴いて頂ければアラが出にくいかなという理由からそのままにしました

今回はGRFさんのお誘いもありIさんもご同行されることになりました

「時間も時間だし音も良くあるレベルだろうから少し聴いたらお帰りになるだろう」
「用意していたお茶は三人で足りるかな」
などとお二人をのせた車を運転しながら考えていることはオーディオの心配ではありません

ほぼあきらめムードですね

さて駐車場に到着して御大お二人を恐縮しながら山の中腹までご案内し、
狭い階段を上がってなんとかリビングまでお通ししました

GRFさんから何かかけてといわれ予定どおりブレンデルの伴奏でディースカウのシューマン歌曲から聴いていただきました

顔では笑顔をみせ心の中では覚悟をきめていた私でしたがやはり緊張していました

恐る恐るGRFさんをみたら「おやっ?」とでも云いたそうな横顔
その後私の耳にGRFさんのこんなひとこと

「まあまあいいんじゃない」とかなんとか

あまりにも拍子抜けしてしまいその時放たれたこれまでにないお言葉をわすれてしまいました
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但しそうはいっても左右のバランスが合っていないので座る間もなく修正に移られました
左右のバランス調整なのでここでGRFさんのトントン・コツコツが出るかと思いきや、
チャンデバを指さし機能説明を要求されました
(あとで訊いたらSPが重いので動かせないためチャンデバで修正するしかないと考えたとのこと)

結局内容がわかり辛いとのことで細かい指示を受けて調整は私が実施することになりました
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Accuphaseのチャンデバは0.1㏈ずつの調整が可能なため、
0.1上下して耳で確認後また調整の繰り返しです

ここでGRFさんのすごいところ発見
このときの0.1㏈の調整ですがレベル変更後聴き分けてすぐに次の増減を指示してきます

私だけかもしれませんが0.1㏈なんてふつうわかりません
増減を何度も繰り返してもわかるかわからないかの領域だと思います
それを瞬時に判定できるなど人並み外れている聴覚の持ち主だということに他なりません

考えてみたらこれまでお会いしてきてほとんどがしらふではありませんでした
そして殆どがGRF邸での出来事なのでGRFさんの音の完成度におどろいてはみても、
GRFさんの聴覚のすごさについては改めて確認する機会がありませんした

それが今回我が家で調整となり目の前でその一部始終が行われた結果わかったことにより、
改めてエライひととお知り合いになったものだなあと今更ながらに感動してしまいました

さてここで改めて我が家での調整のおさらい

調整の順序
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① S ツイーター +4㏈/15kHz→+2㏈/12kHz

② LRバランス調整
*左寄り
対策:チャンデバ調整(トントン・コツコツ無し)
JBL:ツイーター調整 L -8.0㏈/R -7.1㏈→R +0.1ずつ調整
YL:スコーカー調整 L -14.4㏈/R -14.3㏈
(*ウーファー単体で音出し→ウーファー+Sツイーターで音出し→更にツイーターを追加→4ウェイで音出しし調整)

③セッティングの再確認
(CDP→MR-2000S→プリ→EQ)
対策:経由見直し
CDP→プリ→EQ

④S ツイーターレベル他調整
+4㏈/15kHz→+2㏈/12kHz→+4㏈/15kHz

⑤ SPバランス
再度チャンデバ調整
ツイーター:L -7.5㏈ / R -7.5㏈
スコーカー:L -14.4㏈ / R -14.3㏈
 
⑥部屋
対策:壁面反射原因撤去
R SP側 絵画撤去
L SP側 絵画撤去
 
※④、⑤、⑥の間でSP左側にある真空管ラジオをSPから離す作
が入ります

これらの作業は結果的に遠回りをしてしまったのでした

その項目は③「セッティングの再確認」です
今使用しているプリアンプは以前にも紹介した通りGRFさんと長年連れ添った伴侶でした

「このCDPはどうなふうにつながっているの?」

「セッティングの再調整」は順番が③番目となっていますが、
実はGRFさんははじめ音を聴いてすぐに配線方法に疑問を持っておられこのような問いかけがありました

KORGへの録音とCDPの再生をひとつのラインで繋ぐためプリとの間にKORGを入れていました

その時は一旦GRFさんもそれ以上は仰らなかったのですが、
やはり納得いかなかったらしくCDPからダイレクトにプリに繋ぐように云われました

その途驚くべきことがおきました
音に力がみなぎり全体的に解放感が生まれたのです

これまでの音がどれほど押さえつけられていたかがはっきりわかりました
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そもそも私がGRFさんからヘルプでこのプリアンプをお借りしたときに惚れ込んだ音はまさにこれだったのですが、
確実な情報を得ずにまた先入観から余計なルートでつなげてしまっていた結果いつの間にか良からぬ方向入り込んでいたのですね

それにしてもここでまたGRFさんのすごさですが、
かつての伴侶の記憶と現状をしっかりとききわけるなんてもうお手上げです
このプリはこの程度のものではないことをわかっていたからなのでしょう

今となってはお持ち帰りされなかっただけでも感謝しなければなりません(苦笑)

そこからは調整した内容を改めて見直し確認したのですが最後にひと言
「右側のこの絵画をはずせる?」

そして、
「ついでにその左側の絵も外しちゃおっか!」

左右の絵の反射はわたくし個人も気にはなっていました
「これの影響ってゼロではないな・・・」

それを証拠にというわけではありませんが音楽を聴くときは、
向かって左の縦型ブラインドを全面に広げ角度も調整をし出来るだけ大きな反射面の影響は避けるようにしていました
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(外す前)
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                   (外した後)

ブラインドは容易に開閉できるので実施出来ていましたが絵画のようなものは別です

一旦かけてしまうとなかなか外すことはできません
ましてや今回はずしたうちの一枚は縦が1メートル以上もある大きさです

人に云われ、いやGRFさんに云われて良かったです

やっと思い切ったことが出来ました

お蔭で申し分のないというかとても我が家のオーディオから出ているとはにわかに信じがたい音楽を奏でるようになりました

当日GRFさんとは駅で別れその後Iさんをご自宅まで送ったあと帰宅しました

家に帰ってからはもちろん確認の意味もありオーディオを鳴らしましたが大きな音ではなく小さめの音で聴いていました

それでもこれまでとは違い音が痩せることなく、
また全帯域バランスはそのまま崩れることなく聞こえてきます

家族と晩御飯を食べながらにやにやしていたら、
気が付けば正面から変な人でも見るかのような目で見られていました

翌あさ前日の興奮からも醒め十分休めた耳で聴くために早速スイッチを入れました
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昨日のこともホントは夢だったなんてことありはしないかと本気で心配をしながら、
流れ出てくる音楽に安心し夢見心地で聴いている自分がいました




# by pat_mthny7205 | 2015-05-05 21:43 | audio | Comments(4)
2015年 05月 05日

初夏を思わせるような一日

その日はこの連休中続いていた晴れ渡る空とは違い少々雲が目立つ朝でした
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しかしそれもつかの間西風が強くなり上空の雲が流され日差しが出たと同時に高い湿度が肌で感じられるようになりました

暦通り立夏の前日にふさわしい一日になりました

早速待ち合わせとなるフィリアホールのある駅で待ち合わせです

待っている相手はGRFさんです
GRFさんにお会いするのは一年以上前になりますね

ほぼ時間通りにお見えになり早速向かった先は駅から車で少し行ったところにあるIさん宅です
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Iさんのお宅のお庭はいつも手入れが行き届いており、
すべての草木があるべきところに収まっている整然としたさまはいつ来てもとても落ち着きます
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聞けば今朝まで軽井沢にいらしていたようです
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今日のために帰宅してお庭の掃除をされたとのこと
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このように人をお招きする側のお心遣いはさすがで見習うべきものがあります
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中に入り早速聴かせていただいたのがハイティンクのマーラー4番、シューベルトの交響曲
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R シュトラウスの管弦楽伴奏歌曲「四つの最後の歌」(Vier letzte Lieder)、そしてシューベルト歌曲です

最近私が気に入って聴いているのが歌もの
必然的にそちらに耳が傾きます
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シュライヤーのシューベルトはとても興味深く聴くことが出来ました
シューベルトは家でも良く聴いているのですが歌手が違います

GRFさんとIさんの会話では、
「ディースカウはキッチリとした歌い方 まるで教科書通り」
「シュライヤーは・・・」

「・・・」の部分は忘れてしまいましたが双方比べるとシュライヤーにはさわやかさと色気がありますね
Iさんが一時R シュトラウスに嵌ったように今後自分が冬の旅その他の歌曲を様々な歌手で聴き比べなんて方向に走ってしまいそうです
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オーディオ的な面で聴かせていただいた印象は、
以前に比べ格段に下が出ていて厚い低音が床を伝ってこちらへ流れてくるような印象を受けとても驚きでした

前回訪問時から構成はほとんど変わっていないとのことなのでこれは工藤アンプの熟成が進んだ結果なのでしょう

昼に近くの美味しいお蕎麦をいただいたあとGRFさんのお誘いでIさんも私の家まで遊びにいらっしゃいました

帰りGRFさんとは迎えに行った駅でお別れしたあと少しの間Iさん宅で今一度ベートーベンの歌曲を聴かせていただきました

そういえば今日一日ほとんどが歌曲でした

このような日の光が眩しい初夏の一日にはふさわしい音楽です




# by pat_mthny7205 | 2015-05-05 16:03 | audio | Comments(0)
2015年 04月 27日

ディースカウの歌曲

4月を後半も後半のこの時期になってやっと一日を通して暖かく感じられるようになりました
音楽も良い感じで鳴っていることの多い今日この頃ですがいちばんの調整ディスクはディースカウの声です

シューベルト、シューマン、ブラームスの歌を聴いていくにつれてだんだんと引き込まれていった彼の歌曲は、
思うに明るさと華やかさを感じるシュライヤーに対し重心の低い安定感と厚みのある柔らかさを感じます
それは安心感または優しさとでも表現したくなるような感じを受けています

さらにそれを際立たせているのはピアノによる伴奏です
ホールで録音されている音源であれば耳にしやすいですがあの残響音が空間をまわっている様子はとても感動的です

オーケストラでももちろんそれは感じますがあの大所帯では表現できない大空間の一か所を突く空間表現はピアノ一台が格別です

そこにディースカウの声が絡むとそれは陰影を表現したモノクロにまるで絵具で色を塗っているかのようです
決して派手な色ではなくまた多くもなくといったイメージですね

そもそも彼の歌曲を聴くようになったきっかけです
ディースカウの歌曲は所有してたものの熱心に聴いてはいませんでした
そこに横浜のIさんからシューマンの歌曲の素晴らしさを教えてもらい家にあるディースカウの音源に手を出すようになったからでした
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ムーアだけではなくポリーニ、バレンボイム、リヒテルなど一流ピアニストの伴奏で歌っている数々の曲を聴くのが楽しみのひとつです
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今のお気に入りはブレンデルです

当然といえばそうなのでしょうけれども彼の声は若いころの方がとても素晴らしく50年代のころが最良だという話も聞きます

そのような気持ちで聴き比べたことがないので一人の休みが待ち遠しいです

明後日から8連休となりますが久しぶりにIさん宅に伺えそうです
昨年12月お誘いを受けたけれども病院に収監され流れてしまって依頼です

基本的にIさん宅では聴かせていただく曲を黙って聴いていたいと考えています

今回はどのような曲を教えていただけるのか今から楽しみです


# by pat_mthny7205 | 2015-04-27 23:00 | favorite | Comments(0)
2015年 03月 22日

つぎのことを

昨年から受信できずに放っておいたintrnt radio
その原因が受信機の故障だったことがわかり新機種に換装することで解決

そもそもまた受信できるようにしようと思ったのはintrnt radioのLinn-Radioを聴くためです
LINN RADIOは高音質の音楽を聴くことが出来るラジオ局だということ
音源はSACDを中心としているようですが早速聴いてみたところどうやらうわさは本当の様です

それを機にN50のすべてのメモリーを耳で聴いて音質の良いラジオ局に一新しましたが、
他のラジオ局と比べてもその差はわかるほど良い音ですね

これが無料とは世の中すごいことになっています

とはいえそこはradio
良いことばかりではありません
それは好きなcomposerまたはアーティストまでは選択可能でも好きな楽曲までは選べません
しかもLinn Radioは一定の周期で繰り返し同じ曲が流れているので尚更です

出来ることなら好きな時に好きな楽曲を良い音で聴きたいものです

そうなるとあとはファイルに行くかあくまでもディスクの再生にこだわるかまたはその両方か・・・
ファイルは最近ある方のご厚意でDSDまたはFLACの音楽ファイルをちょくちょく頂いていて徐々に増えつつあります
DSDはSACDをリッピング(?)というものです

そんな高音質ものを家で聴くようになるとディスク再生も同レベルにしたくなります

先日、坂本龍一氏のある記事を目にしました
そこには今後音源を手に入れる方法として配信が中心になりCDなどのパッケージファイルは減る方向になるだろうとのこと

CDによる販売も継続するがその対象は、
〇パッケージファイルにこだわる人
〇配信で聴いた音楽が気に入った場合に限りパッケージファイルとして手に入れたいと考える人
という内容でした

自分の考えはCDにこだわるというよりも配信全体、音源の管理なども含めたすべてのものに不安があります
要するにそちらの準備と知識とが備わっていないだけという云い方もあるかもしれません

そういえば最近5.6448MHz以上の数字を見かけました
それすらも良く理解していないというのも不安要因のひとつなのでしょうね

そのためまだまだ私の場合CDの購入は続きます
配信音源は一曲または先述の坂本龍一氏のことばにもあるように配信で聴いて気に入ったらCDをの何れかでしょう
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その為ディスクによる良い音で音楽を聴くための環境づくりは必要です
ただそうはいっても肝心の音についてはまだまだと云わざるを得ません

先日伺った横浜のvafanさんの音を聴いてSPセッティングの大切さを感じたところです

ゴローさんが仰っていたようにホーンにはホーンのやり方があります
そのことを思い出し(さらっと簡単に云っていたが奥が深そうでもあります)、
試行錯誤しながら実験してみることにしましょう



昨年の体調不良は改善の兆しは見えてきているとはいえチカラ仕事は控えるようくぎを刺されています














































































































# by pat_mthny7205 | 2015-03-22 16:58 | audio | Comments(0)
2015年 03月 15日

3月14日

昨年から予定していながら実現していなかったのが横浜のvafanさんとの交流ですが、
先週土曜にやっとお宅訪問となりました

前回から構成も一部変更となっていますのでそれがどのように音に表れているのか楽しみでした
近くのレストランで昼食をとりながら昨年末私の身の回りに起きたあれこれをネタにお話
お互い同い年ということもあり、
ここまで生きていればなにかあってもおかしくはないという結論で終わり、
その後家にお邪魔をし早速音出しです

全体の流れとしては女性ボ-カル(和洋)、ジャズ、クラシックとここまで音源はCD
そして残り一時間は歌謡曲やクラシックをアナログ盤で聴かせてもらいました

まず初めのボーカルものの第一音で前回訪問時と明らかにそしてがらりと音が変わったのがわかりました

どのように変わったのか? の前にシステムの変化点について

大きくは下記のふたつ
1、SP位置の変更
2、イコライザーの導入


1、「SP幅方向の縮小」
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試聴しながら耳で聴いて調整したようです
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こちらはR側SPです
中心が床のマーキング位置にあったとのことで150ミリは内側に寄ったようです

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角度が違うのでわかりにくいかもしれませんがこれは前回訪問時のセッティングです
AITがSPの陰に隠れていないところからもわかるでしょう

変更前と後とで聴き比べても音場感が薄れるようなことがなく、
更に狭めた方がボーカルが中心に濃く現れるようになったそうなので結果これで落ち着いたとのことです




2、「べリンガーDEQ-2496導入」
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調整内容は音場補正だけで、
耳で聞いてピーク部だけを抑える程度にとどめているようです
あくまでもご本人の耳だけに頼った調整なのでまさにvafanさん好みの音になります

それらの結果SPから出てきた音はまず低音のボリュームがとても豊かです
なにしろボリューム(アッテネーター)が低めに抑えられているにもかかわらずたっぷりとしていてブレーキが利いています

さらにボーカルはvafanさんが仰る通り以前よりも中心に濃くまとまっていて、
先に述べた低音と相まってとてもワクワクする音に仕上がっています

イコライザによる調整は1のSP位置の調整前に実施したとのことですので、
いまの位置で更に調整をしたら今後更に良くなることでしょう

しかしながら調整をしているご本人はもちろんその変化の大きさには気が付いていないようで、
この辺りは大変面白いですね

いまvafanさんのジャンルの割合はクラシック4割、ジャズ3割、残りその他とのことですが、
お聞かせいただいたジャンルの中でわたくしが気に入ったのはポップス(歌謡曲、ボーカルもの)でした

その中で先日私のブログで紹介した松田聖子の「瞳はダイアモンド」
vafanさんがこちらの楽曲をファイル化したCDとデジタルリマスターのアナログ盤両方をかけてくれました
そこで聴いた限りはアナログ盤音源がとても自分の耳にはスッっと入ってきてとても馴染みよく感じられました

やはり70年から80年の歌謡曲に強いvafanさん
ご本人も気が付かないうちにこの辺りの楽曲が良く聞えるセッティングになっていたのかもしれません

vafanさんお手持ちの貴重なアナログ盤をあれこれ聴かせていただいてとても楽しい時間をすごすことが出来ました








# by pat_mthny7205 | 2015-03-15 17:54 | iroiro | Comments(5)
2015年 03月 07日

月刊「大人のソニー」

「今、ハイレゾで近くに感じる、松田聖子」と題してはじまった今月のソニーメールマガジン

どこから迷い込んだのかこのサイトにたどり着き、
通常だったらこのような日本のポップスなどはパスするはずが今回は更に読み続けていきます

これはソニーから発売されているハイレゾ対応のウォークマンとヘッドフォンで聴く高音質音源のお知らせ

ソニーミュージックから発売された松田聖子全32タイトルのアルバムを昨年12月から毎月5タイトルずつ高音質音源で配信される規格のようです

今月は以下の5タイトル
「Nouth Wind」「Silhouette」「SQUALL」「Pineapple」「風立ちぬ」「Canary」

なんて、松田聖子に関してはファンというわけではないので正直良く知りません
知識レベルとしては当時巷で流れている楽曲を耳にしていただけという程度です
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しかしそんな中この曲のメロディーとアレンジは他の楽曲よりも際立って良い出来栄えに感じ、
そのためかはじめてこの曲を聴いた時からそのほかの曲に対するスタンスとはちがう聴き方が出来ました

作詞・作曲は云わずと知れた松本隆/呉田軽穂

さすがです・・・

むかしパラシュートというスタジオミュージシャンだけで組まれたバンドがありましたが、
当時としてはとても目新しいサウンドとテクニックが素晴らしく良く好きで聴いていました

ミュージシャンも含めこのアルバム収録にはそのパラシュートのメンバーが3人参加しています

聖子さんのこの曲が好きなのはメロディー(作曲者)アレンジそしてサウンドなどを考えると当然とも云えることなのかもしれません

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この曲がどのアルバムに入っているのか知らないままさがしたところ、
メールマガジンの配信案内最後のアルバム「Canary」の5曲目にその曲はありました

1983年12月10日発売、15枚目シングルの発売当初はB面に収録されていた曲です

横にはそれぞれ試聴用ボタンがありましたので早速スタート

聴いたところこれまでと大きく違うという印象がなく期待外れでしたが、
良く見ると試聴用音源はAACだとの説明書きが目に入りました

肝心のFLAC 96.0kHz/24ibtは実際購入しなければ耳に出来ないとなるとそのまま終わるわけにはいかないでしょう
全10曲あるタイトルあり1曲540円
全曲購入すると3.200円とお買い得ですが一曲だけ欲しいとき音楽配信と云うのはとてもありがたく思います

聴いた感想はSPでは鳴らしていませんがイヤホンでの印象はやはり繊細で音が団子になっていません

細かく云えばパーカッションの金属音やスネアの響き線の音の存在がはっきりでていたり、
E.ギター(右側)とA.ギター(左側 他の曲に近剛のクレジットがあるようですが松原正樹は入っていたのでしょうか?)がユニゾンでなっているのがわかったりと


この曲が発売された年代は特別に良い思い出のある時期だったというわけではありません
しかし単にこの人の声を聴いただけで十代半ばを思い出します

ただ厳しいことを考えずに過ごしていた当時が羨ましいわけではなく、
70年代後半から80年代前半の時代がいまでも懐かしくそいして好きなだけです

過去に聴いた曲にはそこにひとそれぞれの特別な思い出が存在しているのは間違いないようです






# by pat_mthny7205 | 2015-03-07 17:48 | favorite | Comments(2)
2015年 02月 14日

螺子

先日購入した家具はうまいことCDの背表紙(?)が上に来るように収納でき、
また、良質な木材を使用したアンティークな雰囲気が漂うデザインでとても気に入っています
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それぞれの角は面取りを施してはいますがC面(chamfer)のように直角面に対して45°などの角度をつけた面を入れる様なものではなく角が丸くなっていてとても良い雰囲気を出しています

その家具をみていて気が付いたことが「ねじ」です
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この家具に唯一取り付けられている金具が引き出し部の取っ手です
取り付けられている金具ねじすべてに [-](マイナス)が使用されています

そういえば古い家具に [+](プラス)ねじはすこしちがうように思えます
さてこのねじの意味するものは何なのか調べてみたところ興味深いことがわかりました

もともと世の中のねじは1930年代のアメリカでプラスのねじが考えられるまでマイナスしかなかったようです

マイナスねじは気を付けてまわさないと角をなめてしまったりするので使いづらいものです
そこである人物によりプラスねじが考え出され、
その使いやすさはあっという間に世界中に広まったとのこと

それを知ってから改めてこの家具をみてみるととても80年以上も前の家具とは思えません
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それぞれの角部は使用感を出すためにペーパーをかけて丸みを出しているのでしょう
このマイナスねじはこだわりがあるがゆえに使用されたものですね

この家具を造った職人は全体のフォルムを崩さず見事に時代をも表現させています
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この引き出しの取っ手には収納品の表示をするための隙間があります

このままの状態でも良いですがいつか良い雰囲気の紙を手に入れることが出来た日にはトライしてみましょうか


# by pat_mthny7205 | 2015-02-14 16:32 | iroiro | Comments(2)