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2012年 04月 30日

おじゃま致しました

早朝3時すぎころ子供がトイレへ起きだしたのに気が付いたときのことです。
「そういえば何時に出かければ約束の時間に遅れずに済むのだろう」といったん考えはじめたら、
もうそのあとは眠くてもすぐには寝られません。

結局家族の一人が7時過ぎに起きてくれたので一緒に布団から出てそのまま準備です。
以前から今日は自分だけに予定があったのでほかの家族は留守番です。
目的地は車で一時間弱のところになります。

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東名は良く利用しますが横浜インターから上り方向は久しぶりです。
更に川崎インターで降りるのは約20年ぶりで、当時も今日と同じく登戸方面へ行っていました。

途中専修大学手前の道路が変わっていていたせいもありどこを走っているのかわからない状態でしたが、
それを過ぎると20年前と同じ狭い道路のままで一気に記憶がよみがえりました。

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そして多摩川を渡り東京に入りました。

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この辺りは桜の木がとても多く、
もう少し前に来ていたらさぞかし綺麗だったのだろうことは想像に難くありません。

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ある家の花ですが色といい大きさといいそして全体の形のバランスが目を引きます。
ほかにもこのような塀に同種の花がある家があり「これはなんという花なのだろう」と気になりました。
また同時にどのようにしてこの花が直立の壁に付いているのかも。

さてソンなコンなで目的地に到着したのが約束よりも大分早い時間です。
渋滞も想定し早く家を出たのですが最後までスムーズな移動ができた結果カーナビの予定通り一時間弱で着きました。

その後家に入る前にわたくしの車で近くまでお昼を食べに行きました。

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聞くところによるとこちらはお客様が来られた際によく利用するというお蕎麦屋さんです。
実は最近特にお蕎麦が好物に感じており、
今回訪問したお宅へ伺える機会があったときは是非とも連れて行ってもらいたいと思っていた処です。

こちらで食べたおろしそばはとても美味しく、
GRFさんお気に入りの蕎麦屋さんもそうであったように近所にうまい蕎麦屋があることは大事なことですね。

暫くそのお蕎麦屋さんで昼食をとりながらあれこれお話をしたあといよいよご自宅へ。

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雑誌等で何度も拝見していたオーディオルームです。

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部屋のサイズは3:2の長方形タイプで15畳強とのことです。
SPは短辺の壁側へセットされいましたがリスニングポジションはSPの幅とほぼ同寸の三角形になっていました。

画像からもわかるとおりパワーアンプ+チャンデバ(DF-35)はL/RSPの間にありますが、
その他システムの大半がソファーの背面(SP対面)にセットされています。

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CDの再生はデジタルのままパワーアンプまで繋がっていて、メイン(?)となるAccuphaseの構成はGOTO SPで鳴らしています。

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一曲目です。
Feathers./Jeanette Lindstrom Steve Dobrogosz
Both Sides,Now
ジョニ・ミッチェルで有名です。
これはピアノ伴奏のみの女性ボーカルのアルバムです。

先ずはピアノの前奏からなのですが・・・

最初の一音で格の違いを見せつけられた感じです。
中低音の再生音の素晴らしさは生音以上の心地よさがあります。

これは最後にわかったのですがこのSPの能力は空間の再生も可能だということです。
B&Wの音もGOTO SPに似ているのですが、
目線から上の空間の広がりはGOTOのほうがとても魅力的で、
特に無音部の再生というものが音楽を聴くうえで大事な部分だということが分かったほどです。

2chから5.1chまでの映像と音楽を拝見し、
途中途中でわたくしの様な受け手側は全く知らないお話も聞かせていただきました。
知ることと知らないでいるということそれぞれの必要性を感じました(笑)

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最後はとても優しい音を出すピアノでビル・エバンス、モーツァルト、バッハ、シューマンなどの曲を小林さん自らの演奏で聴かせていただきました。
それはまるで蕎麦を食した後の蕎麦湯のように最後にふさわしい〆のようでした。

わたくしはその音を耳の奥に残したまま小林邸を後にしました。

小林さん本日は大変楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございます。
また、機会がありましたら遊びに行かせていただきたいと思います。

最後にお優しそうな奥様にもよろしくお伝えください。

by pat_mthny7205 | 2012-04-30 22:20 | audio


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