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2014年 03月 20日

もういちど

2011年8月半ばのこと
我が家のイコライザーが外された音を聴いたときのことは今でも鮮明に記憶に残っています

はじめてDigital-EQをあいだにいれて聴いた音はその変化のありようにとてもおどろいたのでしたが、
いざそれを外したらそれはさらにその時を上回るほどの衝撃ものでした

EQをいれたときは確かにあの自由自在に音質を操ることが出来ることをいいことに、
低音がききそして高音がはっきり聞こえるのがとても嬉しく過剰な設定をしていたような気がします

いわゆるドンシャリだったのかなと・・・

過去のGRFさんにいただいたコメントを見直すと、
「イコライザーは録音に対してではなくルームアコースティックに対して活用されるべき・・・」とあります
当時使用していた機器の「音場補正」なる機能をきちんと理解していたならば、
もっと良い使い方で良い音が出来あがっていたのだろうと今更ながらに感じます

さてDigital EQを使用していた方といえば私の中ではやはりゴローさんです

訪問時EQのことについて訊きました

「EQカーブは低音部を若干落とした程度ですよ」
一軒家に引っ越すまえの住宅にStereoSoundの菅野沖彦さんが訪問されたときとほとんど変わりがないとのことでした

聴かせていただいたその音はとても自然ではあるけれども、
やはり当時に抱いた「生音以上の音」という印象が強いですね

これは各ユニット、パワーアンプそしてEQのセッティングが上手く調和した結果でしょう

このなかでのパワーアンプの役割はというとノイズの少なさです
弱音の際ノイズが大きければクリアには聴こえません

PM2.5が舞っているなかで視界を確保しにくいのに似ています(苦笑)

とくに聴き取りにくくなる帯域は高音ですから全体に及ぼす影響は大きいはずです

そして特に絶大な効果を表すのがDigital EQではないかと考えます
何しろユニットの能力を最大限に引き出すことが出来るのが良いですね

もういちど_d0192112_22025948.jpg

上手な使い方(?)が出来ればこれはとても素晴らしく、
わたくしの場合一度手放しましたが今の感覚でもう一度使用してみたいと思いました

「いまだったらまえよりももっとうまく使える」

性能も向上していますから期待できそうです

そのひとつとして以前使用していたEQでフラットの音を出した時はというと、
見た目そのままの平坦な音というか高・低音が出すぎたキンキンとした音でした

しかし今回はゴローさんのカーブのように低音を少し絞り、
高音も同様軽く下げてあげただけでも可なりの音質向上をはかることが出来ます
StereoSoundにあった「三つ山特性」などは不要です

まえといまとではいったい何が違うのでしょうか

単に違っているのは自分だけなのかもしれませんが・・・

もういちど_d0192112_22031104.jpg

まあ慌てずゆっくりやっていくことにしましょう


by pat_mthny7205 | 2014-03-20 22:39 | audio


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