2016年 09月 25日
ここにきてさらに気温が下がってきました その下がるのは一向にかまわないけれど湿度が付いてきているのは困りものです 先週の金曜などは昼の都内で100%という発表のあった時間帯がありました やはり長期予報で発表されていた通りのぐずついた秋になってしまうのでしょうか 困ったものです さて先日確認されたオーディオ不具合の件、続編です SPの歪み音が確認された数日後(すぐにやらないのが私らしい・・・) 問題の右2inchドライバーをおろしました 先ずはホーンを外し裏側のカバーを外しにかかります そこで過去にもYL、M55Bでも同じようなシチュエーションがあったことを思い出しました そのときの記憶では何も確認しないままカバーを外しにかかったため、 ケーブルの断線という結果になってしまったのです M55Bのケーブルが細かったことも原因のひとつだったのですが、 今回は慎重に前もって調べることにしました さすがJBLと思ったのが修理画像が多数あること はずれる個所やケーブルの結線位置そして状態を確認してから作業に入りました 鋳物のカバーとゴムシートとの間にスクレイパーをあててトントンと様子を見ながら少しずつ差し込んでいきます スクレイパーが5ミリも入れば十分なのであとはうねうねと結着しているゴムをはがしていけばやがてカバーがはずれます さてどうでしょう この状態! 多少は覚悟していましたがまさかここまでとは想像だにしていませんでした 終了です 果たしてこれが悪さをしていたのかはすべてが終わってからのお楽しみ さてカバーの裏を見てみるとスポンジと思われる材質のシートが貼り付けられています そこを指でチョン・・・⁈ 沈んだまま戻りません なにかブランデーをしみこませたケーキのスポンジのよう(?)に可なり湿っています 鋳鉄製カバーの裏に張り付いたスポンジの除去はなかなかの手ごわさです 表面の半分浮いている湿った部分は簡単にはがせますが、 スポンジを貼り付けるために使用していたボンドが裏ぶたにこびりついてたいへんです 油汚れ部分の掃除用洗剤を使用してこちらもスクレイパーではがしていきます はじめのところで失敗したのが防錆用の表面処理(塗装?)を一部はがしてしまったことです 防振と量産との理由から鋳鉄を使用していると思われます きっとFCD材なのでしょうがこいつは空調を行っている室内でも窓際では表面がうっすらと赤くなってきます ちょっとはがしてしまった部分から錆が発生しないか(いやするなきっと)心配です このブログを書いている今、なんでその部分にちょっとマジックで膜を作ってやらなかったのか後悔しています 気が付きませんでした・・・残念 片側を終えるのにそこそこ時間がかかりましたが左側も気になります 一応中を覗いてみることにしました と、意外とこちらはきれいです でもカバーの裏側にあるスポンジを押すとこちらも同じ状態です はがしましょう! 先に実施した失敗はしないよう慎重に作業を進め、 勝手もわかっていることから早く終えることができました さてスポンジですがちょうどこの厚さのものなんかあるわけがないです あちこち探し回るより確実にあるところ ということで長津田のホームセンターで端材が安価であったのを購入 (ペットショップで目と心の保養をしてから帰宅) 目検討でスポンジをカットして手で押し込み目印をつけて円形に またまた押し込んでしわの部分に切り込みを入れたら今回は両面テープで接着して完成 肝心の音は歪が確認されたのと同じ音源シェーンベルク「五つのピアノ曲」(5 Klavierstücke Op.23 #2)でチェック ボリュームを少々大きめにしてもわからないということはクリアでしょうかね 念のためドライバーの上下方向も90度回転させてホーンに接合しました これでしばらくは大丈夫でしょう 外に修理に出していたら数万円はかかるであろうところ、 出費は僅かワンコイン以下で済みました 経験値を上げそして出費を抑えられとても良い結果となりました さて最近音楽の傾向は先にも述べたような楽曲が無理なくそして心地よく聴こえてくるようになりました そのほかはラベル、ドビュッシーそして最近手に入れたフランス六人組のミヨーなどの歌曲 そういえば気が付けばアナログ盤を探しています 比較的安価なのと何故か手に入れたときの満足感が違いますね 安価とは云え再発よりもオリジナルまたはそれに近いもの そしてレーベルなども気にしながらと眺めているだけでも楽しめます それもアナログが相変わらず順調だからなのですが、 唯一低周波ノイズは解消とはなっていません それでも何とかごまかしながら(ごまかせていると思っているだけ?)すごしています 次の改善個所はやはりここでしょうか #
by pat_mthny7205
| 2016-09-25 21:04
| audio
2016年 09月 13日
長月になりもう既に10日あまり ことしもあと三分の一ということです 夏が終われば残りの勘定をしている自分に、 これまでの季節の感じ方とは違ってきていることに気が付きました 日本の季節だけではなくどうも自身の感覚もだいぶ様(?)変わりをしてきているようで、 みんなおかしくなってきているのかも知れません いずれにせよこの暑い夏が終わりつつあるのはたいへん喜ばしいことであります ことしもこれから晴れて心地よい秋が来てくれたらよいのですがどうもそうとはいかないようです 最近になって頻繁に出てくるようになった台風は発生する場所もルートも異常です これからは秋雨前線や高気圧の場所も気になるところです しかしこちらも発生の仕方やルート、そして停滞所が例年とは違うようで、 その影響でお天気が崩れる日が多くなる予想が出ています こればっかりは予報がはずれてほしいものです あの、空が高く感じる澄んだ青空に浮かぶ雲 その秋の空が高く感じるのは雲の高さが実際高い位置にあるからなんですね さらに空の空気がきれいなのもその要因です そういえば四年前のあの季節というかあの日にも空にはきれいな雲が流れてました まるでメロディーでも奏でているかのようなあの雲 絹雲と云うそうです 四年ですかぁ・・・ とここで浸っていたら大変な事態が発生しました SPから異音がきこえます はじめはアナログの針圧かと思いましたがノイズは右側からだけのようです さらに探っていくとjblの2450が発生元です 症状は大きい音の際に確認されます たぶん異物が触れているかセンターずれが原因とおもわれます 天気と自分とそしてこれ みんな知らない間におかしくなってました せめて修理に出せるのだけでも直しましょう ついでに具合の良くなかったターミナル直してもらいましょう その間は音楽無しですね 明日オークションで手に入れたレコードが届くっていうのになんとまあついていないこと ざんねん 代わりに静かな中で読書でもしましょうか・・・ #
by pat_mthny7205
| 2016-09-13 21:22
| iroiro
2016年 07月 31日
暫く遠ざかっていたアナログ盤の演奏に昨年から改めてチャレンジしましたが、 この夏にナントカ間に合わせることができたようです 夏に間に合わせる(?)という言葉の意味はある盤のことを考えていたからなのです 音楽はその内容もいろいろありますがなかでも季節を取り入れた曲は多くあります ジャズもまた同じようにカラフルな季節を背景にしたモノクロームな歌詞がシンプルなメロディーで歌われ、 さまざまな楽曲が私たちを楽しませてくれているように思えます ジャズと云えばイメージは夏 夏のジャズと云えばやはり暑さをイメージさせてほしいものです 例えばこれ マイルスの "We Want Miles" しょっぱなから変化球ですがマイルスバンド'81のボストン(6月)、ニューヨーク(7月)そして東京新宿西口広場(10月)からのライブ音源です マーカス・ミラーの真っ黒いベース、そして極太音のマイク・スターンのギターなどで支えられた緊張感のたっぷりさ加減が伝わってくるこのアルバムは、 暑い野外ライブで自分も熱くなっていた20代のころの気持ちにさせてくれる気持ちの良さがうけてます そして同じトランペットで私にとって外してはいけないのがチェットです これまで幾度かピックアップした彼の最高傑作として疑わない曲 "Everything Happens to Me" トミー・ドーシー楽団のピアニストが作って、当時専属だったシナトラが歌った曲 これは夏に限らずいつの季節にも合いますが何かにつけて紹介したい最高の楽曲ってことで勘弁してください そんな私の中で最高の夏ジャズと云えばこれ☞ ゛The Summer Knows / THE TRIP ” alto sax:Art Pepper piano:George Cables bass:David Williams drums:Elvin Jones *September 15&16,1976 at Contemporary's Studio in Los Angeles はじめてこの曲に出会ったのはかれこれ30年以上前のとっても若かった少年(?)時代 すでにチェットの魅力にとりつかれひたすらアンニュイな世界(笑顔)に浸っていたとき ジャズとはこういうもんだ的なとこがあった頑固な私が素直にまいった曲です 夏の午後の浜辺、つよい日差しの場所とは対照的な日陰の蒸し暑い中にいる自分、 過去を思い出しているとも思い出さないともどちらとも云えない心情、おとなのつよさとよわさ などなど 当時これを聴いて更にがっくりとうなだれてしまったことは想像に難くありません きょうの天気のようにそれこそうなだれるような暑さの日にはとても合います 炎天下の昼も、蒸し暑い夜も・・・ ところでこの楽曲は「思い出の夏」[ 原題 Summer of '42 ]という映画の音楽です 作曲は云わずと知れたミシェル・ルグラン 清い恋物語とは反対(でもないか?)の未亡人と10代の少年とのいけないお話しです 確かに少年期は年上の女性に憧れるものです 同い年の女子にはないもの、いやそれ以外の少年の思いを満たすすべてを持っている(と思っていた)とても危険な存在だったように思います あとになってこんな考えを持っていたのは自分だけだったのかと気になりましたが、 私に限らず何を見ても誰に聞いても少なからずそういった部分があったようで少し安心しています それこそ数日間だけと僅かな時間を過ごし、 その中で何か共有したりする秘密などがあったりするとそれこそそこに何かが芽生えたりしてしまいます 10代の少年はほんと単純でかわいいものです いろいろな場面で昔の自分を思い出しながら息子と会話をするとなんとはなく理解することが出来たりするのは、 いまも昔も違うようであんまし変わっていないってことなんでしょう いまでは名前すら思い出さない、というか自分の記憶からも消えてなくなってしまったような人々 それは相手から見れば私もそのうちのひとりなのでしょうけれど そういえばあんな人がいたっけなぁなんて人はまだ逢おうと思えば会えるひとで良い方です それ以外の人はすれ違ってもきっと気が付かないんでしょうから なんてぼそぼそと何やら文字にしているうちにそとは薄暗くなってきました 8ビート、16ビートは昼限定 バラードは昼夜限らずです ここから先はちょっとレア盤なこれ なんだかんだと結局チェットなんです #
by pat_mthny7205
| 2016-07-31 19:17
| favorite
2016年 07月 16日
きょうは盂蘭盆の送り火です と云っても生憎お迎えもお供えも何もしていません ほんとご先祖様はため息しか出ませんよね(苦笑) 毎日朝晩に手を合わせてはいるのですが今朝はろうそくにお線香を追加しました 「また来月いらしてください」と みなさん愛想をつかして旅行に行ってしまったらどうしましょうか(悲)
#
by pat_mthny7205
| 2016-07-16 09:19
| iroiro
2016年 07月 10日
以前ブログにも載せた勤務先近くの中古レコードを置いている書店に久しぶりに立ち寄ってみました だいぶまえから在庫が変わらずで、新しく入ってもクラシック盤は無しの状態が続いたので暫く顔を出していませんでした それがその日に限りなんとはなく気になったので行って見ることにしました すると結構あるではありませんか! 他にもまだありましたが好みではないので今回はこれらを購入しました 全部で12枚ですが半分は輸入盤でうち1枚はデジタルのグラモフォン すべて聴いてはいませんが状態も良品からまずまずのものまでで、 これで千円出してもセブンイレブンのコーヒーが未だ数杯飲めるくらいです ということで最近アナログの比率がぐんと上がっているのでこのような収穫はとても嬉しいの一言です そういえば先日iさんのお宅へ行きましたら「実はね」なんて元気のない語り口で話し始めた内容は、 調整が必要で何年も使用せずにいたカートリッジを横須賀のfさんにお願いしてやっと使えるようにしたのですが、 その伺う少し前にうっかり「ポ〇ッ」とやってしまったとのこと ずっとアームにとりつけられていたところからだいぶお気に入りだったことはみていてもわかりましたし、 実際iさん好みの色付けのない透明な再生音を聴かせてくれていました 行ったときはBenzが代わりを務めていました 私なんかがうっかりなんてやったら大変なことになります iさんにはとても残念ですが私も気を付けようと思いました なんせ私には変わりがないのですから・・・ そういえばiさんは事情があって来月からなかなか音楽が聴けない環境になるそうです もしタイミングが合えば拙宅にも来て頂こうか知らん 我が家でアナログ会でも開けたら楽しそうです さていつ頃にしましょうかね
#
by pat_mthny7205
| 2016-07-10 18:02
| audio
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